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鳥栖との交渉認めたマガト氏、契約締結は否定「まだ分からない」

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 Jリーグでの指揮が噂される元シャルケ監督のフェリックス・マガト氏が、ドイツメディアに日本行きについて語った。リーグがどこであろうとも、重要視するものがあると強調した。

 日本やドイツのメディアで、マガト氏はJリーグ1部(J1)のサガン鳥栖の監督に就任すると伝えられている。ドイツ『キッカー』では、すでに年俸250万ユーロで1年契約を結んだとも伝えられていた。

 マガト氏はドイツ『スカイ』に対して、「日本のクラブとの合意は今のところ記憶にはないのだが」と契約締結には至っていないと説いた。「3日間あちらに滞在し、見学をした。責任者たちとも交渉した。良い話し合いができたが、それが一緒に仕事することにつながるかは、現時点ではまだ分からない」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 マガト氏が監督を引き受ける場合、外せないものがある。自身を駆り立てるものだ。ブンデスリーガ復帰の野心も含めて、以下のように話した。

「(鳥栖の監督を引き受ける)準備はできている。しかし、枠組みとなる条件が整えられなければいけない。この仕事を引き受けるのなら、このクラブとともに成功したいんだよ」

「何も除外しない、というのが私のスタンスだ。そんなことをする必要がないからね。ミッションを求めているんだ。大事なのは、そのミッションの魅力と挑戦だ。私を魅了するようなものがあれば、挑戦するよ。それが東京であろうと、ドイツであろうと関係なくね」

 マガト氏は、鳥栖が天皇杯優勝チームとして来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場する可能性も指摘したという。鳥栖とマガト氏の野心は、合致するだろうか。

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