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ユベントスに立ち向かうミハイロビッチ 「監督は結果次第」

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 ミランは9日、セリエA第32節で首位ユベントスをホームに迎える。シニシャ・ミハイロビッチ監督は、結果を残すことに集中しているようだ。

 ミハイロビッチ監督の去就はしばらく話題になり続けている。この一戦の結果次第では、即座の解任もあると報じられているところだ。

 アドリアーノ・ガッリアーニCEOはそんな指揮官を擁護し、「我々が彼を選んだ」「チームが彼についていっているのは確かだ」と述べていたが、本人は結果を出すこと以外に道はないと考えている。

 試合前日、ミハイロビッチ監督がこのように話した。

「(ガッリアーニCEOの発言は)ありがたい。だが、監督というのは結果次第なんだ。私も例外ではない。良い形でシーズンを終えることができなければ、監督がかわる。それが自然な流れだ。私はミランの監督として、最後のときがくるまでベストを尽くす」

「これからの試合で、我々のプレーがひどければ、私が解任されるのは正しいだろう。コッパ・イタリア決勝の前でもね」

 FWマリオ・バロテッリは先発が予想されている。

「(先発は)どうだろうね。もしプレーするなら、チームに役立つだろう」

「(バロテッリが残留するかは)クラブに聞くべきだ。ガッリアーニが現時点で残留に値しないと言っているのなら、おそらくそうなのだろう。これからの出番を最大限に生かしていくだけだね」

 MFリッカルド・モントリーボが間に合わない場合は、18歳の若手MFマヌエル・ロカテッリが起用される見込みだ。

「モントリーボが出られなければ、彼の出番だ。マヌエルにはパーソナリティーがあり、こういった試合でも問題なくプレーできる」

 ユベントスとの大一番というだけでなく、ミハイロビッチ監督の去就やバロテッリの将来、若手の起用など、見どころの多いゲームになりそうだ。

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