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磐田が終了間際のDF大井“ラッキー”弾で完封勝利! 鳥栖は開幕戦以降白星なし

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[4.24 J1第1ステージ第8節 鳥栖0-1磐田 ベアスタ]

 J1リーグは24日に第8節を行った。ベストアメニティスタジアムではサガン鳥栖ジュビロ磐田が対戦し、1-0で磐田が勝利した。磐田は2試合ぶりの白星。鳥栖は開幕戦以来の白星とはならなかった。

 韓国人4選手が先発の鳥栖はサイド攻撃でゴールに迫った。前半36分には決定機が訪れ、左サイドからDF吉田豊が低い弾道のクロスを入れると、ニアに走り込んだFW豊田陽平が左足で合わせるも、クロスバーを叩き、チャンスを逃した。

 対する磐田は前半はなかなか攻撃の形を作れず、さらに同15分にDF谷口博之と競り合った際にFW森島康仁が負傷し、しばらくプレーを続けたが同20分にFW齊藤和樹との交代を余儀なくされた。後半3分にはPA手前の中央でパスを受けたMFアダイウトンが右足を振り抜くも左ポスト直撃。ゴールネットを許すことはできなかった。

 後半31分、鳥栖はMF白星東が突破から右足シュートは至近距離で防がれたが、こぼれ球をMF金民友がフリーで左足シュートを放つも枠を外れる。さらに同35分、左サイドから金民友がゴール前に絶妙なクロスを送るも、豊田にわずかに合わず、1点が遠い。

 お互いに決定機は多くなく、このままスコアレスドローに終わるかと思われたが、終了間際に試合が動いた。後半44分、右サイドのFKからファーサイドのMF松浦拓弥が左足ボレー。これは中央に折り返す形となったが、誰も触らずPA右まで流れたボールをDF大井健太郎が右足を出して、コースを変えてゴールに流し込んだ。

 大井の磐田復帰後初ゴールが決勝点となり、磐田が1-0で勝ち点3を獲得した。試合後のインタビューで大井は「前で誰か触るかなと思いましたが、松(浦)のおかげですね。反応できなかったから当たってしまったという感じでした。まぁ、ラッキーです」と喜んだ。

●[J1]第1ステージ第8節 スコア速報

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