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“9年ぶり弾”の千葉MF工藤…勝利に結び付けられず「悔しい気持ちが強い」

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[4.21 J2第10節 横浜FC 3-1 千葉 ニッパツ]

 久しぶりに生まれたゴールだ。しかし、勝利に結び付かなかったことで、ジェフユナイテッド千葉MF工藤浩平は悔しさを滲ませた。

 試合が動いたのは前半30分だった。ショートコーナーの流れからPA内でボールを受けたMF矢田旭が仕掛けた突破は相手選手に阻まれるが、こぼれ球にDF増嶋竜也が反応。ヒールで落としたボールが工藤の足元へ届けられると、「落としが浮いていたので、あれしかなかった」と右足ダイレクトで合わせたループシュートでネットを揺らし、先制点を記録した。

 千葉の下部組織で育った工藤は11年に京都に移籍。その後、広島、松本を渡り歩き、昨季途中に8年ぶりに千葉に復帰した。千葉でのゴールは10年8月28日のJ2第24節岡山戦以来、実に9年ぶりとなった。

「去年、戻ってきて点が取れていなかったので、早く取りたい思いがあった」。しかし、ようやく生まれた復帰後初ゴールを勝利へと結び付けられずに「勝ちにつながらなかったので、悔しい気持ちが強い」と唇を噛んだ。

(取材・文 折戸岳彦)

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