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昨季王者・横浜FMは終了間際弾で粘りの3勝目! 仙台はJデビューの大学生アピアタウィア久が守備貢献も無念の3連敗

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横浜F・マリノスは終了間際の得点で勝利

[8.1 J1第8節 仙台0-1横浜FM ユアスタ]

 J1リーグは1日に第8節を行った。ベガルタ仙台横浜F・マリノスが対戦し、横浜FMが1ー0で勝利。途中出場のFWマルコス・ジュニオールが終了間際にゴールを挙げ、今季3勝目とした。

 11位の前回王者・横浜FMは負傷していたGK朴一圭が復帰し、DF小池龍太、FW仙頭啓矢を先発起用。4-2-1-3の布陣で、最前線は中央にFWエジガル・ジュニオ、右にFW水沼宏太、左に仙頭を配置している。

 一方、13位仙台は6試合ぶり今季2勝目を狙う。来季加入が内定している特別指定選手の流通経済大DFアピアタウィア久がJリーグデビュー。4-2-1-3の布陣で、GKヤクブ・スウォビィク、DF平岡康裕、MF関口訓充、MF石原崇兆、FW西村拓真、FW長沢駿が先発起用。最前線は中央にFW長沢駿、右は西村、左はFWジャーメイン良となった。

 横浜FMは前半20分、MF扇原貴宏がボールを奪ってショートカウンター。仙頭、水沼とつなぎ、最後はMF天野純がPA右から左足シュートを放つも、ゴール左外に外れた。同32分にはDFティーラトンがPA左に進入して左足シュート。しかし角度がなく、スウォビィクにはじかれた。

 仙台も前半36分、長沢がPA左に進入。左足シュートを放つが、朴に阻まれた。前半は0-0で折り返し。デビュー戦となった仙台DFアピアタウィアはセットプレーでは191cmを生かし、CKからヘディングシュート。さらに天野、水沼に鋭いスライディングを見せるなど、攻守に活躍を見せた。

 横浜FMはハーフタイムで仙頭に代えてMF大津祐樹を投入。後半5分、カウンターから水沼が右サイドを全力疾走で駆け抜けると、グラウンダーのクロスを上げる。天野がスライディングで押し込むが、スウォビィクに阻まれ、大津が浮いたボールを蹴るも芯に命中しなかった。

 仙田は後半13分に石原に代えてDF蜂須賀孝治を投入。横浜FMも同22分にエジガルに代えてFWオナイウ阿道が入る。

 仙台は後半24分、ジャーメインがPA左角外で反転しながら左クロスを上げると、シュート性の弾道はゴールに向かうが、朴にはじかれCKとなる。直後のCKではDF平岡康裕がヘディングシュートでゴールを狙うが、朴の正面に収まった。同29分にはジャーメインが負傷し、来季加入内定の特別指定選手である阪南大DF真瀬拓海が投入される。

 両者オープンな展開に。仙台は後半32分、右サイドの長沢が前線にクロスを上げると、ノーマークの西村が右足ダイレクトで合わせるが、またしても朴に阻まれる。逆に横浜FMもカウンターを仕掛けるが、オナイウのシュートはゴールネットを揺らせない。

 横浜FMは後半34分に残りの交代カード3枚を切り、MF喜田拓也、天野、水沼に代わり、MF渡辺皓太、マルコス、DF伊藤槙人が入る。仙台も同36分、関口とMF吉野恭平に代えて、FWアレクサンドレ・ゲデスとMF松下佳貴を入れた。しかし松下は交代直後に負傷。仙台は交代回数を使い切ったため残り1枠を使えず、痛みを耐えながらのプレーとなった。

 試合は終了間際に動く。横浜FMは後半アディショナルタイム4分、ティーラトンが左サイドからクロスを上げ、PA中央にこぼれたところをマルコスが押し込んだ。そのまま試合終了となり、横浜FMが1-0で今季3勝目を収めた。

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