beacon

終了間際にドラマ! 敵地で長崎撃破の首位徳島、2位北九州との差を広げる

このエントリーをはてなブックマークに追加
[9.30 J2第23節 長崎0-1徳島 トラスタ]

 J2第23節が30日に開催され、首位徳島ヴォルティスは敵地で3位V・ファーレン長崎に1-0で勝利した。後半44分にMF渡井理己が決勝ゴールを記録。7試合無敗(5勝2分)とし、他会場で引き分けた2位北九州とのポイント差を2に広げた。

 勝ち点4差で迎えた上位直接対決。長崎は序盤にセットプレーからDF毎熊晟矢のヘディングでゴールを脅かすと、その後は前線から降りて組み立てに参加するFW玉田圭司を経由し、チャンスを作り出していく。

 前半25分には中央の玉田のキープを起点に右サイドの毎熊にボールが渡り、毎熊が送ったパスが玉田に当たってPA内中央のFW富樫敬真へ。富樫の落としからPA内右の玉田が左足でシュートを打つが、好反応を見せたGK上福元直人に阻まれた。

 0-0で迎えた後半も相手ゴールに迫る長崎。後半20分、ボール奪取からMFカイオ・セザールがPA内右に切れ込み、中央への速い横パスにMF名倉巧が右足で合わせる。しかし、枠を捉えられない。徳島は同21分、一気に4枚の交代カードを切って打開を試みるが、同23分に長崎が再びゴールを襲う。

 左CKからキッカーのMF秋野央樹が左足でアウトスイングのクロスを供給。ファーの毎熊がヘッドで落とし、ゴール前の玉田が飛び蹴りのような形から左足で触るも、押し込むことはできない。

 互いに無得点の時間が続く中、長崎にアクシデント。DF角田誠が競り合った際に負傷して担架で運ばれ、後半34分にDFフレイレが緊急投入される。

 そしてスコアレスドローも見えてきた後半44分、首位の徳島が均衡を破った。GK徳重健太のパスを右サイドのMF岸本武流がカットし、素早く右足でクロス。低めのボールにニアの渡井が右足で合わせ、ネットを揺らした。

 試合はそのままタイムアップ。ホームで敗れた長崎は2連敗で8戦勝ちなし(5分3敗)となった。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2020シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J2]第23節 スコア速報

TOP