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徳島が垣田のホーム連発弾で先制も…福岡が“電撃移籍”金森の加入後初ゴールで逆転勝ち!

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MF金森健志が決勝弾(写真はU-22日本代表時代)

[3.13 J1第4節 徳島1-2福岡 鳴門大塚]

 J1第4節1日目が13日に各地で開催された。鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムでは、15位徳島ヴォルティスと16位アビスパ福岡が対戦。アウェーの福岡が2-1で逆転勝利を飾り、昇格組対決を制して今季初白星を手にした。

 昨季は徳島がJ2初優勝を果たし、同勝ち点の福岡が2位。徳島はリーグ屈指の攻撃力と守備力、福岡はリーグ最少失点の堅守を生かし、それぞれJ1への切符を勝ち取った。

 徳島は昨季の福岡とのリーグ戦で2連敗。いずれも0-1と無得点に抑えられたが、J1初対決となった今節は早い時間に先制した。

 前半2分、左サイドのMF渡井理己がPA内左にスルーパス。抜け出したFW宮代大聖はGK村上昌謙に寄せられて押し込めないが、こぼれ球をFW垣田裕暉が右足で蹴り込む。エースの垣田はホーム2戦連発となる今季2点目をマークした。

 前半16分にはDF藤田征也の直接FKがクロスバーを直撃。福岡も同37分に右サイドのDFエミル・サロモンソンのクロスからチャンスを迎えるも、MF金森健志のシュートはクロスバーに当たり、前半は徳島の1点リードのまま折り返した。

 前半途中からペースをつかみ始めていた福岡は、後半8分に追い付く。左サイドでのボール奪取からカウンターに転じ、中央のMF石津大介がPA内右にスルーパス。走り込んだE・サロモンソンが右足で合わせ、GK上福元直人の股を抜いたシュートがネットを揺らした。

 さらに後半22分、PA内で浮き球の目測を誤った徳島DFジエゴのハンドにより、PKを獲得する。同23分にキッカーを務めたのは金森。GK上福元の逆を突き、右足でゴール右に沈めた。

 金森は今年1月に鳥栖との契約を更新しながらも、2月に古巣の福岡に電撃移籍。福岡の選手として5シーズンぶりの得点を挙げ、2-1と試合をひっくり返した。

 徳島は後半35分に左CKの流れから渡井が押し込むが、副審の旗が上がり、得点は認められない。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックを経てもオフサイドの判定は変わらなかった。

 続く終盤のチャンスでも決め切れず、徳島はホームで1-2の敗戦。2連敗で開幕4戦未勝利(2分2敗)となった。

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