beacon

首位川崎F、ACL敗退ショック払拭の鮮やか3発!徳島は苦しい6連敗

このエントリーをはてなブックマークに追加

川崎Fが首位キープ

[09.18 J1第29節 徳島1-3川崎F 鳴門大塚]

J1リーグは18日、第29節を行い、川崎フロンターレ徳島ヴォルティスを3-1で下した。ルヴァン杯、ACLのタイトルの可能性が消滅した川崎Fだが、リーグ戦連勝で勝ち点を69に伸ばし、首位を守った。

14日のACL蔚山現代戦で韓国に乗り込み、延長PK戦の末に敗れた川崎Fは中3日でスタメン4人を変更。FWマルシーニョが加入後初先発となり、MF旗手怜央が負傷から復帰した。対する徳島は 10日の名古屋戦(●0-3)から3人を入れ替え、GK上福元直人、MF藤田征也、MF一美和成がスタメンに名を連ねた。

最初に徳島が決定機を迎え、前半11分、高い位置でボールを奪った流れから、こぼれ球をおさめたMF浜下瑛が前を向く。浜下のスルーパスを受けたFW垣田裕暉が右サイドからクロスを供給すると、ファーに走り込んだMF西谷和希が左足シュートでネットを揺らした。しかし、VARオンリーレビューの結果、荒木友輔主審は判定を変更。垣田がパスを受けた位置がオフサイドの判定で得点は取り消された。

 すると、先手を取ったのは川崎Fだった。前半34分、スピードのあるドリブルで突破を試みたFWマルシーニョが西谷のファウルを誘い、PKのチャンスを獲得する。キッカーのFW知念慶がゴール左隅へ右足できっちりと沈め、先制に成功した。

 しかし、徳島もすぐさま反撃に出る。前半38分、MF岩尾憲のロングフィードにMF一美和成が反応。ファーストタッチでDFジェジエウをかわすと、ペナルティーアーク内で右足を振り抜き、強烈ボレーでネットを揺らした。横浜FCから加入した一美は移籍後初ゴール。徳島が試合を振り出しに戻した。

 試合は打ち合いの様相を呈し、次の一点は川崎Fが奪った。前半42分、狭いエリアで旗手が反転して縦パスを出すと、マルシーニョのパスを受けたMF脇坂泰斗がペナルティーアーク内から右足を一閃。コースを突いたミドルシュートが突き刺さり、川崎Fが再びリードを奪った。

 さらに後半7分、脇坂が蹴り込んだ右CKで、ニアサイドに走り込んだ知念が頭で押し込み、3-1とリードを広げた川崎F。対する徳島は交代カードを切り、最終盤は猛攻に出たが、GKチョン・ソンリョンのセーブに阻まれるなど反撃は及ばず。徳島は1-3で敗れ、6連敗を喫した。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP