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12年ぶり対戦に両者とも警戒、京都MF松田「下馬評では浦和さんが…」浦和FWユンカー「やりにくい相手」

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京都サンガF.C.のMF松田天馬浦和レッズFWキャスパー・ユンカー

 J1リーグ開幕対戦カードオンライン記者会見が15日に行われ、京都サンガF.C.MF松田天馬浦和レッズFWキャスパー・ユンカーが出席し、意気込みを語った。

 昨季のJ2リーグで2位となり、12年ぶりのJ1昇格を決めた京都。シーズンオフには多くの選手の入れ替えがあったものの、松田は「基礎となる攻守の切り替えやポジションの確認」が行えたというキャンプを通じて、「コミュニケーションやコンビネーションの部分は合わせてこれた」と振り返った。

 一方、浦和は12日の富士フイルムスーパー杯でJ1王者・川崎Fを2-0で下しており、J1開幕戦に向けて「良い一週間のスタートが切れた」とユンカーも自信を覗かせる。これまで屋台骨を支えてきた選手が多く退団した浦和も、多くの新戦力を迎え入れたが、こちらも不安はないようだ。

「コミュニケーションや戦術的な部分の確認をキャンプで重点的にやってきた。今では全選手がリカルド(・ロドリゲス監督)の戦術、アイディアを理解している。それをピッチ上でしっかり表現できればと思う」(ユンカー)

 両チームがJ1リーグで対戦するのは12年ぶり。先日のスーパー杯で浦和の戦いぶりを確認した松田は「良い相手と開幕戦をやれるとスーパー杯で知らしめてくれ、僕たちのモチベーションもすごく上がった」と語る。そして、「浦和は組織立ったチーム。それをサンガらしく破壊していければと思う。手強いし、120パーセント以上の力を出さないと勝てない。下馬評では浦和さんが勝つとほぼほぼ思われていると思うので、それを覆すよう、Jリーグ全体に驚きを与えたい」と力を込めた。

「J2から上がってきて勢いがあるチーム」と京都を表したユンカーは、「そういうチームとシーズンの頭から、アウェーで対戦するのはやりにくい。デンマーク時代からチェックしていたピーター・ウタカ選手は質の高い選手だし、総合的にやりにくい相手。かなり難しくハードな戦いになると思う」と警戒を強めている。

 対戦は2月19日。京都のホームで行われる。松田は「ホームなので、来てくれたお客さんに楽しんでもらえるようなワクワクするようなサッカーを展開したい」と意気込み、ユンカーも「難しい開幕線になると予想されるが、僕たちも100パーセントしっかりと集中していきたい」と語ったように、“勝負の日”に向けて最高の準備を進めていく。

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