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10番モーベルグが衝撃デビュー弾!! 爆発の浦和、助っ人3人“初ゴール”&犬飼移籍後初得点で磐田に快勝

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浦和レッズがホームで快勝した

[3.19 J1リーグ第5節 浦和 4-1 磐田 埼玉]

 J1リーグは19日、第5節を開催し、埼玉スタジアムでは浦和レッズジュビロ磐田が対戦。前半8分にDF犬飼智也、同11分にFWキャスパー・ユンカーの得点で浦和がリードすると、同14分に磐田に1点を返されながらも、同37分にDFアレクサンダー・ショルツ、後半3分にMFダヴィド・モーベルグが加点して4-1で快勝した。

 開幕6戦1勝1分4敗のホーム浦和は13日の第4節鳥栖戦(●0-1)から先発2人を入れ替え、犬飼や今季初先発となるユンカーらを先発起用。また、今季加入して背番号10を背負うモーベルグが初のベンチ入りを果たした。一方、アウェーの磐田は第4節G大阪戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、FWジャーメイン良らがスターティングメンバーに名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始早々の前半7分に浦和に決定機。右サイドを駆け上がったDF酒井宏樹のグラウンダーのクロスに走り込んだユンカーが左足ダイレクトで合わせるが、好反応を見せたGK三浦龍輝に弾き出されてしまう。しかし、このプレーで得たFKをMF岩尾憲が蹴り出すと、ニアサイドの犬飼がヘディングで合わせてネットを揺らし、浦和が先制に成功した。犬飼にとって移籍後初ゴールになった。

 さらに前半11分には追加点を奪取する。DF大井健太郎へプレッシャーをかけたMF江坂任が奪い取ると、グラウンダーのクロスに反応したユンカーがダイレクトシュート。一度は距離を詰めた三浦に阻まれながらも、こぼれ球を自ら拾うと、右足でねじ込んで浦和がリードを2点差に広げた。ユンカーにとって今季初ゴールとなった。

 いきなり2点のビハインドを背負った磐田だったが前半15分、MF遠藤保仁が蹴り出したFKをMF鈴木雄斗がヘディングで突き刺し、1点差に詰め寄る。同22分には浦和に好機。MF小泉佳穂のスルーパスからユンカーが最終ライン裏に抜けるが、左足から放たれたシュートは三浦の好セーブに遭った。しかし、同35分、テンポの良いカウンターからPA内に侵入したMF伊藤敦樹が大井のファウルを誘ってPKを獲得すると、キッカーを務めたDFアレクサンダー・ショルツがきっちり蹴り込んで浦和のリードは2点差に。昨季途中に加入したショルツにとって嬉しいJ初ゴールとなった。

 前半を3-1と浦和リードで折り返すと、浦和はモーベルグとFW明本考浩、磐田はFWファビアン・ゴンザレスをピッチへと送り込む。同2分には右サイドからモーベルグが左足で狙ったシュートがゴールを襲うも、三浦の守備範囲に飛んでしまう。しかし同3分、中盤でボールを拾ったモーベルグが相手選手3人に囲まれながらもPA内に持ち込むと、巧みなキープから左足のシュートでネットを揺らし、デビュー戦でいきなりゴール。浦和のリードは3点差に広がった。

 リードを3点差に広げられた磐田は後半13分、FW黒川淳史、MF上原力也、MF小川大貴の3枚を一気に投入して流れを変えようと試みる。

 後半18分には右サイドから切れ込んだモーベルグが左足で狙うも、三浦に右手1本で弾き出されてしまう。同30分には磐田。CKの流れからMF山本康裕が鋭いシュートを枠内に飛ばすが、好反応を見せたGK西川周作に阻まれてしまった。

 その後も両チームともにゴールに迫る場面を作り出すが得点は生まれず。逃げ切った浦和が4-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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