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湘南はスコアレスドローで6戦無敗に…福岡は連勝ストップも敵地で勝点1奪取

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[7.16 J1第22節 湘南 0-0 福岡 レモンS]

 J1リーグは16日、各地で第22節を開催した。13位湘南ベルマーレ対10位アビスパ福岡の対戦は、0-0のドロー。勝ち点1を分け合った。

 ここ5戦3勝2分けで無敗の湘南と2連勝中の福岡の一戦は、試合開始から互いに攻め手を欠きゴールが遠い。前半16分には、福岡のMF中村駿が左サイドから入れたボールにFWルキアンが合わせにいくも、勢いよく振りかぶった頭は空を切り、ボールを捉えることができなかった。

 対する湘南は前半31分にペナルティーエリア内左でボールを受けたMF平岡大陽が左足でシュートを放つも、福岡DF奈良竜樹がスライディングでブロック。浮き上がったセカンドボールにFW町野修斗、FW瀬川祐輔が連続で反応したが、こちらは福岡のGK永石拓海が体を張りゴールを死守した。

 前半は両チームともに決定機を作ることができず、枠内シュートは互いに0本。スコアレスで後半へと折り返した。迎えた後半だが、両者ゴールは遠いまま。

 試合の流れを変えたい福岡の長谷部茂利監督は、後半12分にMF渡大生を下げてMFジョルディ・クルークスを投入。すると、後半15分には、敵陣右サイドで得たフリーキックをクルークスが入れると、ゴールに向かったボールには誰も触ることができず、そのまま左のポストを叩いた。

 後半19分には、右サイドでボールをキープしたクルークスがワンフェイク入れて、左足でクロス。FWルキアンがヘディングで合わせたが、シュートは惜しくもクロスバーに直撃し、ゴールを奪うことができなかった。

 湘南は後半21分に平岡に代えて名古屋から新加入のMF阿部浩之をピッチへ。前線でタイミングの良い動き出しでボールを引き出す。福岡も後半31分に加入したばかりのFWジョン・マリが投入された。

 その後は、試合途中から降り出した雨が徐々に強まり、ボールコントロールでミスが目立つ。ゴール前まで上手く運ぶことができず、互いに無得点でタイムアップ。0-0で勝ち点1を分け合った。

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