FC町田ゼルビアが23日にMF佐野海舟の現状について説明を行った。

　クラブによると、佐野は6月に入ってから疲労性の腰痛に苦しんでおり、回復のためチームを離れて実家で療養をしていたという。

　現在は東京に戻って引き続き腰の療養とコンディションの回復に努めているが、まだチームに合流できる状態ではないようだ。

　クラブはこれを受けて佐野本人と話し合い、復帰できるまでチームとは別で調整をすることを決定したと報告している。

　公式サイトで「ファン・サポーターの皆様におかれましては、ご心配をお掛けしておりますが、佐野選手がピッチに帰ってくるまで、今しばらく見守って頂けますようお願い申し上げます。引き続き、佐野海舟選手とFC町田ゼルビアへのご支援・ご声援のほど宜しくお願い申し上げます」と述べた。

　現在21歳の佐野は2019年に米子北高から町田に入団。ルーキーイヤーからコンスタントに出場機会をつかみ、プロ4年目の今季は開幕から20試合連続で先発フル出場していたが、6月からベンチ外が続いていた。

　今回のリリースに際し、クラブ公式サイトを通じて「いつも沢山のサポートありがとうございます。僕は今、サッカーができるコンディションではありません。J1昇格という大きな目標に向かって闘う大事なシーズン途中の、とても大事な時期にチームの力になれず悔しさと申し訳なさでいっぱいです」とコメント。「早くピッチに戻りファン・サポーターの皆様と一緒に笑顔になれるように一歩ずつ前進していきます。引き続きサポートのほど宜しくお願いいたします」と続けた。

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