beacon

浦和DF宮本優太、酒井離脱で久々出場も「僕自身まだまだと感じるところが多かった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF宮本優太

[9.3 J1第28節 鹿島2-2浦和 カシマ]

 DF酒井宏樹の負傷欠場により、8月6日の名古屋戦以来、約1カ月ぶりの公式戦出場となった浦和レッズのルーキーDF宮本優太。伝統の鹿島戦に右サイドバックで初先発し、「必ず勝とうと思ってピッチに立ったが、緊張していた部分があった。宏樹さんがいないということで自分自身も少し不安になっている部分もあった」と素直な思いを吐露した。

 追いついてのドローという結果についても、「勝ち切りたかったですし、同点で満足している選手はいない。僕自身、アウェーのカシマスタジアムというすごい雰囲気の中で、同点に追いついたことで得たものもあるけど、やっぱりあそこで逆転できるチームにならなきゃいけないと改めて感じた」と受け止めた。

 球際で厳しく当たってくる鹿島を相手に、反省点は少なくない。「もっと攻撃に参加できる部分もあったと思いますし、ゴール前でシュートを打った時も、枠にも飛ばなかった。攻撃の質をしっかり上げていきたいし、守備でもあの良くないシーンの方が多かったと思う」

 短期決戦で3連勝を飾って決勝まで上り詰めた8月のACLノックアウトステージは出番がなく、悔しい思いをした。ただ、鹿島戦での課題を挙げながら思い浮かべたのは、決勝の全北現代戦でミラクル同点劇を演出するなど、別格のプレーを見せた酒井の姿だったようだ。

「ACLの宏樹さんは(ボールホルダーを)潰してすぐに僕らの攻撃にできていたシーンが多かった。そういうのを見ると、僕自身まだまだと感じるところが多かった」とここでも率直な言葉。「ACLでは出番がなくて悔しい思いをしたけど、練習を腐らずにやってきた。次に出番があるか分からないけど、きょうの鹿島戦の結果を次につなげていかないと」と誓った。

(取材・文 矢内由美子)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP