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無冠決定&残留争いの神戸が公式声明「恥も外聞もなく攻守にアグレッシブにチャレンジャーとして…」

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神戸が公式声明

 ヴィッセル神戸は10日、クラブ公式サイトで「ヴィッセルファミリーのみなさまへ」と題し、代表取締役社長の千布勇気氏による声明を発表した。

 神戸は7日に天皇杯準々決勝で敗退し、今季の無冠が決定。J1リーグ戦では残り8試合となる中、残留圏内と4ポイント差の17位に位置している。

「チームが非常に厳しい状況の中、チームへの変わらぬご声援、ご支援をいただき、誠にありがとうございます。どんな時も選手、チーム、クラブに寄り添い応援頂いているみなさまは我々にとってかけがえのない存在です」

 千布氏は声明の冒頭でファン・サポーターへの感謝を述べた上で、現状について謝罪している。

「先の天皇杯敗戦を受け、残念ながらタイトル獲得の可能性を残す大会はなくなりました。試合後、スタンドに座り込んでいるみなさまの姿、足早にスタジアムを後にされる姿を見て、ファン、サポーターのみなさまに対し申し訳ない気持ちでいっぱいです」

「シーズン開幕前に思い描いた形とならず、この状態でみなさまに『一致団結して応援してください』とはなかなか言いにくい状況であることは承知しております。しかし、本日からのホーム3連戦、J1残留に向けて、1つも落とせない試合となります。みなさまの応援が特に劣勢の状況、試合終盤の厳しい状況で大いなる力を選手に与えてくれます。選手スタッフ一同ここからの試合に必死に向かっていきますので、どうか今一度、みなさまのお力をお借りできないでしょうか」

 改めてサポートを呼びかけた千布氏は「残り8試合、チーム一丸となり恥も外聞もなく攻守にアグレッシブにチャレンジャーとして戦っていきます。まずはこの3連戦で自信をつけ、シーズン終了まで吉田監督、選手スタッフと共に走り切り、必ずや残留をつかみ取ります」と誓い、「ヴィッセルファミリーのみなさまの引き続きの応援、ご声援をよろしくお願いいたします」と声明を締めくくった。

 神戸は公式戦4試合ぶりの勝利を目指し、10日のJ1第29節で10位の名古屋グランパスをホームに迎える。

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