ジュビロ磐田は13日、フットボール本部の新体制に関し、大石倫裕氏(57)のフットボール本部長就任とともに、元日本代表MFの藤田俊哉氏(50)のスポーツダイレクター就任を発表した。

　静岡県出身の藤田氏は清水商業高、筑波大を経て1994年から磐田に加入。背番号10としてクラブの黄金期を支え、2001年のJリーグ最優秀選手賞など、多くの個人タイトルも手にした。

　そのほかユトレヒト(オランダ)、名古屋グランパス、ロアッソ熊本、ジェフユナイテッド千葉でもプレー。引退後はVVV(オランダ)コーチ、リーズ(イングランド)強化部、日本サッカー協会(JFA)技術委員会欧州駐在強化部員を歴任している。

　磐田は今季J1リーグ戦で28試合を消化し、5勝8分15敗(勝ち点23)で最下位。8月13日の第25節・浦和レッズ戦(●0-6)の翌日に伊藤彰前監督を解任し、同17日に渋谷洋樹ヘッドコーチの指揮官就任を発表した。

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