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浦和はシュート4本で完封負け…MF岩尾憲「ジャブは打つもののストレートが入らなかった」

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浦和レッズMF岩尾憲

[9.14 J1第26節 浦和 0-1 C大阪 埼玉]

 C大阪のコンパクトな守備ブロックに攻撃の肝である縦パスを封じられ、ボールを保持しても打開の糸口をつかめないままに時間が過ぎた。

 中盤の底でパスを散らす浦和レッズのゲームメーカーMF岩尾憲は「想定していたよりも中盤にスペースがなかったのと、スペースに走る選手が見つからず、停滞してしまった」とシュート4本、無得点での敗戦を振り返った。

 立ち上がりからC大阪の守備に対して抜け道を見つけることができなかった。岩尾が考えるその原因は、「顔を上げたときに3人目を使えるオーガナイズができていれば怖がらずにパスを出せるが、そういう感じに見えなかった」こと。限られたスペースでボールを動かすためには3人目、4人目まで確認しておくことや、相手以上の判断スピードが必要になるが、それができなかった。

 C大阪にはアウェーでの今季第1戦に続く黒星。リーグ戦2試合とも敗れた今季初のカードである。「ジャブは打つものの、なかなかいいストレートが入らないというような試合展開だった。(点が必要な時に)1人でフィニッシュに行ければいいが、そうさせてもらえない相手に対してどう解決していくのかは課題だと思う」と岩尾。C大阪と再び対戦する9月21日と25日のルヴァンカップ準決勝でリベンジするしかない。

(取材・文 矢内由美子)
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