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広島MF青山敏弘、練習場で見た光景に「これがこのチームの強さです。このチームの伝統です」

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サンフレッチェ広島のMF青山敏弘(写真左)

 サンフレッチェ広島のMF青山敏弘が25日、自身の公式インスタグラム(@aoyama.6_official)を更新し、練習場の吉田サッカー公園で見た光景をつづった。

 広島は22日、ルヴァンカップ決勝でセレッソ大阪を2-1で破り、国内カップ戦で初優勝。前の週には天皇杯決勝でヴァンフォーレ甲府にPK戦の末に涙をのんでいたが、見事な立て直しでタイトルを掴んだ。青山はいずれも出番こそなかったものの、ルヴァン杯ではベンチ入り。国立競技場でドラマチックな大逆転を成し遂げたチームをピッチ外から支えていた。

 そんな青山は広島凱旋後の同日、吉田サッカー公園での光景に感銘を受けたようだ。

「今日、吉田のクラブハウスに行きました。隣の人工芝コートで育成コーチ達が指導実践をして指導方法のディスカッションをしていました。クラブの育成コーチだけでなく、県内の街クラブのコーチ達もそこにはいました。広島全体で育成の方向性の統一と指導レベルを上げていく。僕が若い時からずっとこの光景を見てきました。これがこのチームの強さです。このチームの伝統です。このコーチ達が今までの下部組織出身の選手達を作り、未来の選手達を作っています」

 そうつづった青山は「育成の広島。今から第2の黄金時代が始まろうとしています。その土台は間違いなくこの方達が作っています」と力説。2012年から4年間で3度のJリーグ制覇を成し遂げた“第1期黄金時代”では自身が中心を担った一方、現在は出場機会が少なくなっているが、現在のクラブの歩みを前向きに受け止めているようだ。


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