ヴィッセル神戸は23日、DF小林友希(22)がスコットランド・プレミアリーグのセルティックに完全移籍すると発表した。

　小林友は神戸の下部組織出身で、19年にトップチームに昇格。同年、半年間の町田への期限付き移籍、翌年は横浜FCへの期限付き移籍を経験し、21年からは再び神戸に戻って、プレーを続けていた。

　J1通算84試合2得点、J2通算15試合、リーグカップ通算13試合、天皇杯通算5試合1得点、ACL通算6試合。

　クラブを通じ小林友は、以下のメッセージを残している。

「この度、セルティック FC に移籍することになりました。今シーズン厳しい結果で終わり、このタイミングで移籍していいのか悩みましたが、ヨーロッパでプレーすることは、サッカーを始めた頃からの憧れであり目標でした。

　このタイミングでのチャレンジを理解してくださり、送り出してくれたクラブには感謝してもしきれません。僕は、幼稚園でサッカースクールに入った時からずっとヴィッセル神戸のアカデミーで育ててもらい、スクール時代、アカデミー、そしてトップチームで素晴らしい指導者の方たちに恵まれ、成長させていただきました。

　ヴィッセル神戸、ヴィッセルアカデミーに心から感謝しています。だからこそ僕はヴィッセルアカデミーの価値を世界に示したいし、アカデミーの選手に目標とされる選手になりたいと思っています。ファン、サポーターの皆さん、いつもどんな時も熱い応援で支えてくださり、ありがとうございました。小さい頃から歌ってきた、試合後の神戸讃歌をピッチで皆さんと共に歌えたことは僕にとって特別な事でした。

　僕にはヴィッセル神戸を日本で、そしてアジアでナンバーワンのクラブにするという夢があります。これからも、もっともっと成長し、このクラブに関わる皆さんに恩返しが出来るように、また皆さんに活躍が届けられるように全力で頑張ります。これからも、見守っていただければ嬉しいです。

　行ってきます!」

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