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笑いあり、涙あり、「アンチをつけることを意識した」槙野らしい「第二章開幕宣言会見」

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 今季限りでの現役引退を電撃発表した元日本代表DF槙野智章(35)が26日、「現役引退および槙野劇場第二章開幕宣言会見」を行った。

「これまでにない会見にしたい」として、今後の希望として話す監督像などをプロジェクターを使って説明。「今季、選手として槙野劇場を起こせなかった」ことなどを決断の理由にあげるとともに、「槙野が監督だから試合を見に行きたいと思わせられる指導者になりたい」と改めて第二の人生への意気込みを語った。

 会見冒頭では日本代表の森保一監督や、岡田武史氏らのメッセージを紹介。広島、浦和時代をともに戦ったDF森脇良太(愛媛)のVTRでは、涙ながらに話す盟友の姿にハンカチで目頭を拭う場面もみられた。

 槙野のキャラクターは良くも悪くも話題を呼ぶことが多く、SNS上では否定的な意見が散見されることも少なくなかった。しかし槙野は「アンチをつけることを意識していた。結果でみせてやろうと思ってやる中で、アンチをつけることが大事。カッコつけではありますけど、それに打ち勝った、全うできたと思います」と清々しい表情もみせた。

 今冬のワールドカップで現地解説を務め、メディアの重要性に改めて気づかされたという槙野だが、あくまでも自身はメディア側ではなく、指導者としてサッカーに関わっていきたいと強調する。

 現在はB級ライセンスを所持。来季、A級ライセンスの取得を目指し、将来的にS級ライセンスと段階を踏んで、3年後4年後にJリーグの監督を目指す考えだ。槙野は「主役である選手を最高に輝かせられる監督に」、そして「熱血的な監督になりたい」と未来像を描いた。


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