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横浜FM高丘陽平がバンクーバー・ホワイトキャップス完全移籍「自分の決めた道を正解にできるように」

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GK高丘陽平が海外移籍

 横浜F・マリノスは18日、GK高丘陽平(26)がアメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップス(カナダ)へ完全移籍することが決定したと発表した。

 高丘は2014年に横浜FCでプロキャリアをスタート。サガン鳥栖でのプレーを経て、2020年10月に横浜FMへ完全移籍した。昨季のJ1リーグ戦ではチームで唯一、全34試合に出場し、3シーズンぶり5回目の優勝に貢献。今月4日に海外クラブへの移籍を前提とした交渉と準備のため、チームを離脱することが伝えられていた。

 海外移籍にあたり、クラブ公式サイトを通じて「覚悟をもって、自分の決めた道を正解にできるようにやっていきます」と決意。「これからの横浜F・マリノスの更なる発展を願っています。僕に関わっていただいたすべての皆さまに感謝いたします。本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

以下、クラブ発表プロフィール

●GK高丘陽平
(たかおか・ようへい)
■生年月日
1996年3月16日(26歳)
■出身地
神奈川県
■身長/体重
183cm/82kg
■血液型
O型
■経歴
あざみ野F.C.-横浜FCJrユース-横浜FCユース-横浜FC-鳥栖-横浜FC-鳥栖-横浜FM
■出場歴
J1リーグ:111試合
J2リーグ:41試合
J3リーグ:4試合
カップ戦:15試合
天皇杯:4試合
ACL:8試合
■コメント全文
「この度アメリカ・MLSに所属するカナダのバンクーバー・ホワイトキャップスFCへ完全移籍することになりました。
シーズン開幕を直前に控えたタイミングでの移籍となってしまった事、たくさんの方々にご迷惑をおかけした事、本当に申し訳ありません。
そして、2023シーズンの僕のユニフォームをご購入いただいた方々に対しても、本当に申し訳なく思います。

横浜F・マリノスに来てからの2年3ヶ月の間、本当に言葉では表す事ができないほどの素晴らしい経験をたくさんさせていただきました。
もちろん良い時ばかりではなく、悪い時もありましたが最高の仲間に囲まれて一緒に乗り越えて成長する事ができたと思っています。
加入直後はなかなか勝てずに難しい時期を過ごしましたが、たくさんの方々に支えていただき、少しずつ自分のプレーを出す事ができるようになっていきました。
そして試合ごとに少しずつ皆さんからの信頼を感じる事ができたことは、何物にも代えがたい素晴らしい経験でした。
シゲさん、哲さん、そしてGKグループと共に練習した時間が僕を成長させてくれました。
お二人からいただいたすべての指導が、僕の可能性を何倍にも広げてくれたと思っています。 本当にありがとうございました。

僕のチャントを作っていただいた2022年ホーム広島戦。ウォーミングアップ時に鳥肌が立ち、涙をこらえながらプレーするのに必死でした。素晴らしい瞬間を皆さんに作っていただきました。
本当にありがとうございました。
そして2022年、苦しみながらもみんなで勝ち獲ったJ1リーグ優勝は生涯忘れることのない最高の景色でした。このチームに来た時は、『自分がタイトルを獲りたい』そういう気持ちでしたが、『このチームに獲らせないといけない』という気持ちに変わっていきました。
ただ、逃してしまったタイトルも在籍期間の中でいくつもあり、自分の力不足を痛感しました。本当に申し訳ない気持ちです。

自分が少年時代から何度もスタジアムに足を運んで観に行っていた憧れのクラブ“横浜F・マリノス”でプレーできた事、本当に幸せで最高の時間でした。
自分はF・マリノスの選手なんだと、朝起きて思うあの瞬間は特別なものでした。
横浜F・マリノスでプレーする機会をいただいた事、再び地元横浜でプレーする機会をいただいた事、そして僕の可能性を信じてマリノスファミリーに迎え入れていただいた事、本当に感謝しています。ありがとうございました。

覚悟をもって、自分の決めた道を正解にできるようにやっていきます。
まだまだ自分自身足りないものだらけで、なりたい自分には到底およびません。
そのような中でも一歩一歩確実に進んで行く事で、いつの日か自分の目標、そして夢を叶えられるように、自分のすべてを懸けて戦ってきます。そして少しでも良いニュースを届けられるように頑張ってきます。
これからの横浜F・マリノスの更なる発展を願っています。
僕に関わっていただいたすべての皆さまに感謝いたします。
本当にありがとうございました」

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