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J2月間ベストゴールは清水FWディサロのボレー弾! 佐藤寿人委員も絶賛「自分だったら逆足であのシュートは打てない」

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FWディサロ燦シルヴァーノを佐藤寿人氏が称賛

 Jリーグは18日、2・3月度の月間ベストゴールを発表した。J2は清水エスパルスFWディサロ燦シルヴァーノ、J3はFC琉球FWケルヴィンが受賞している。

 J2月間ベストゴールに選出されたディサロの得点は、3月4日に行われた第3節・長崎戦で記録したもの。1点ビハインドの後半アディショナルタイムに胸トラップから鮮やかな放物線を描くボレーシュートを決め、勝ち点1獲得に貢献した。

 この得点を反町康治選考委員は「狙い通りにインステップに深くのせることが出来た」と評価。現役時代にスーパーゴールを連発した佐藤寿人選考委員も「シュートを決めたのは、利き足ではない右足。自分だったら逆足であのシュートは打てない」と称賛を送っている。

 ディサロはリーグを通じて「試合終盤だったこともあって、難しい体勢と利き足とは逆足でのシュートでしたがうまく決めることができました。決めた瞬間はもう一点取りに行く気持ちだったのでそこまで意識していませんでしたが、試合後の皆さんの反応でなかなかいいシュートだったんだなと実感が湧きました」とコメントしている。

 ケルヴィンが記録したJ3月間ベストゴールは、3月4日の開幕節・八戸戦で生まれた決勝点。リフティングするかのようにボールをコントロールして相手を手球に取ると、ゴール中央からの鋭いミドルシュートでゴールネットを揺らした。

 坪井慶介選考委員は「目の前でやられたら腹が立つゴール」と元DFらしいコメントで総評すると、他の選考委員からも「昔、(鹿島アントラーズの)レオナルド選手が決めたような浮き球をコントロールしゴールのイメージをもったシュート。なかなかJ3では見られない」(反町康治選考委員)、「次の日、絶対に子どもが真似したくなるゴール」(平畠啓史選考委員)と絶賛の言葉が続いた。

 ケルヴィンは受賞について以下のようにコメントしている。

「段の厳しいトレーニングはゴールを決めるため、そして勝利のためにやっています。試合では勝利のためにシュート、パス、ドリブルを考えてやっています。ゴールを決められた事、そして何より、このゴールがチームの勝利に導くことができました。ゴールを決めてもチームが勝利しなければ何の意味もありません。もっと点を取るために準備はしていますのでこれからも頑張ります」



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