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鹿島がFW鈴木優磨弾を守り抜いて今季初の3連勝!! 札幌は2連勝ならず

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鹿島FW鈴木優磨

[5.3 J1第11節 札幌 0-1 鹿島 札幌ド]

 J1リーグは3日、各地で第11節を開催した。9位鹿島アントラーズは敵地で10位北海道コンサドーレ札幌と対戦。1-0で勝利した。

 2連勝を目指す札幌と3連勝を狙う鹿島の一戦。試合は立ち上がりから一進一退の攻防になると、鹿島のFW鈴木優磨が一瞬の隙を突いて先制点を挙げた。前半21分、GK早川友基から前線にボールが入ると、敵陣で溜を作って好機をうかがう。ボックス内で受けたMF名古新太郎の折り返しは相手にカットされたが、そのボールが中途半端な位置にこぼれると、鈴木がかっさらうように右足を振り抜いてゴール右に突き刺した。

 1点リードの鹿島は前半32分にカンターから札幌ゴールへ攻め込むと、右サイドでボールを受けたFW垣田裕暉がペナルティエリア内に侵入してすぐに右足シュートを放つが、ボールはゴール外のサイドネット。勝利へ2点を追う札幌は同33分、ボックス内でMF浅野雄也にチャンスが訪れるも、シュートは鹿島DF関川郁万の好守に遭った。

 前半終盤にかけては札幌がボールを握り攻勢に転じるも、鹿島がゴール前を固めてリードを死守。1-0のまま後半へと折り返した。まずは同点ゴールが欲しい札幌。FW小柏剛をターゲットに攻撃を仕掛けると、機動力のあるMF金子拓郎らが加勢する。攻め立てて獲得したセットプレーではMF福森晃斗の正確なキックにDF田中駿汰とDF中村桐耶が飛び込んだ。

 苦しい時間帯を全員守備で凌ぐ鹿島。後半14分には、MF名古新太郎、MF仲間隼斗に代えてMF松村優太、MF土居聖真を投入し、攻守にフレッシュさを加える。対する札幌も同19分に選手交代。中村、MF駒井善成を下げてMF小林祐希、MFルーカス・フェルナンデスをピッチへ送り込みオフェンスの活性化を図った。

 鹿島は後半40分、土居のパスで相手ディフェンスラインの背後に抜け出したFW知念慶が決定機を迎えるも、GKク・ソンユンとの一対一で放ったループシュートはゴールの左。枠を捉えることはできなかった。札幌は終盤にFWミラン・トゥチッチを入れてゴールを目指したが及ばず。試合は1-0のままタイムアップ。鹿島が今季初となる3連勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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