チェルシー戦で2ゴールを奪ったアーセナルのMFマルティン・ウーデゴーアが「今日は違う面を見せられたと思う」と5試合ぶりの白星に喜びを表した。英『スカイスポーツ』が伝えている。

　暫定ながらも首位を走ってきたアーセナル。しかし、消化試合が2試合少ない2位マンチェスター・Cとの天王山に敗れて勝ち点2差に迫られると、1日開催の試合でマンチェスター・Cがフルハムを下したため、首位の座を明け渡すこととなった。

　首位陥落となって迎えたチェルシーとのビッグロンドン・ダービー。主役の一人となったのが、キャプテンマークを巻くウーデゴーアだった。

　前半18分にMFグラニト・ジャカのラストパスにフリーで反応し、左足ダイレクトで合わせて先制点を奪取。さらに同31分には、またもやジャカの折り返しを左足で流し込み、2点目を記録した。同34分にFWガブリエル・ジェズスが追加点を奪ったチームはチェルシーの反撃を1点に抑え、3-1の勝利で5試合ぶりの白星を獲得した。

「特に前半は見事だったね。前回とは違うスピリットを見せられた。後半は少し乱れたけど、僕たちにはこの勝利が必要だった」。喜びを表したウーデゴーアは、逆転でのタイトル獲得に向けて再び視線を上に向けている。

「シティ戦のあと、誰もが傷ついたけど、怒りをバネにして立ち直れた。試合には負けることもあるけど、今日は違う面を見せられたと思う。これからも続けなければならないし、タイトルのために最後まで戦うよ」

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