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鈴木優磨が90+1分に劇的同点ゴール!! 鳥栖に追いついた鹿島が7戦負けなし

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[5.27 J1第15節 鳥栖 2-2 鹿島 駅スタ]

 J1リーグは27日、第15節を各地で行い、鹿島アントラーズサガン鳥栖と2-2で引き分けた。FW鈴木優磨が後半アディショナルタイムに劇的な同点ゴールを決め、これで7試合負けなしとなった。

 先に試合を動かしたのはホームの鳥栖だった。前半27分、左サイドでタメを作ったMF岩崎悠人のスルーパスにFW小野裕二が左サイドを抜け出し、切り返しからクロスを送ると、ファーのMF長沼洋一がヘディング。DF安西幸輝に競り勝って折り返すと、ゴール前に走り込んでいたMF森谷賢太郎がダイレクトボレーで押し込んだ。

 それでも鹿島も前半33分、同様の分厚い攻めから追いついた。MF樋口雄太のFKにFW垣田裕暉がペナルティエリア内で競り勝ち、落としたボールは相手にクリアされたが、樋口が再び拾って二次攻撃を開始。MFディエゴ・ピトゥカのロングフィードをエリア左でFW鈴木優磨が折り返し、ゴール前に飛び込んだMF名古新太郎が決めた。

 後半も拮抗した攻防が続く中、後半25分に試合が動いた。鳥栖は高い位置から鹿島DF関川郁万にプレッシャーをかけると、縦パスをMF手塚康平がカットし、素早く縦パスを供給。これを受けた小野が鋭いターンから左足を振り抜くと、ポストに当たったボールがGK早川友基に当たってゴールに吸い込まれた。

 ビハインドとなった鹿島は直後のキックオフから攻め立て、スルーパスに抜け出したMFアルトゥール・カイキがエリア内でDF山崎浩介と接触して転倒するも、ファウルのホイッスルは鳴らされない。それでも後半アディショナルタイム1分、左サイドを攻め上がった安西のクロスから鈴木が強烈なヘディングシュートで同点弾。劇的な形で追いついた。

 その後は両チームともに決定機を迎えたが、2-2でタイムアップ。激しい点の取り合いは痛み分けに終わった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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