柏対新潟は両GKの好セーブ光る…前回対戦に続いてスコアレスドロー決着
柏と新潟のどちらにとっても6試合ぶりの無失点となった
[6.24 J1第18節 柏 0-0 新潟 三協F柏]
24日、J1第18節が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルとアルビレックス新潟が対戦。最後までゴールは生まれず、0-0の引き分けで終えた。
現在リーグ3連敗、最下位で前半戦を折り返した柏。DF立田悠悟が前節・横浜FM戦(●3-4)の退場処分を受けて出場停止に。CBにはDF土屋巧を起用し、井原正巳監督体制では、初先発となるDF三丸拡が左SBに入った。
4試合勝ちがない(1分3敗)新潟は、攻撃を牽引していたMF伊藤涼太郎が、前節を最後にベルギーのシントトロイデンへ移籍。MF星雄次が6試合ぶりに先発し、ダブルボランチの一角に。FWにはFW鈴木孝司が4試合ぶりに先発で起用された。
[スタメン&布陣はコチラ]
第12節の前回対戦時はスコアレスドロー、ルヴァン杯の2試合では1勝1敗と、今シーズンは五分の戦績の両者。立ち上がりから新潟がボール保持を長くする展開となる。そこに、欧州遠征帰りのU-22日本代表FW三戸舜介が、スピードを活かした突破を見せて得点のチャンスをうかがう。
28分には、MFダニーロ・ゴメスが右サイドから中央へドリブルし、星に縦パスを入れる。星はダイレクトでペナルティエリアに浮き球を入れるも、MF小見洋太は柏守備陣のブロックにあい、シュートまで持ち込むことはできなかった。
守りの時間が長くなった柏は、ボールを奪っても敵陣までなかなかボールを運べない展開を強いられる。前線のFW細谷真大、FWマテウス・サヴィオにいい形でボールを配給することができず、シュート1本で最初の45分を終えた。
ハーフタイムに、柏はこの試合最初の交代枠を行い、DF片山瑛一に代えてDF川口尚紀を起用した。
後半に入っても新潟が攻めて柏が守る展開は変わらず、11分には、DF新井直人のクロスから小見がヘディングシュートを放ったが、GK松本健太の正面だった。
14分、MF椎橋慧也の裏へのパスに抜け出したサヴィオが、単身シュートまで持ち込んだが、GK小島亨介のセーブにあった。
後半20分ごろからは、互いに交代を積極的に行い、新潟は、MFダニーロ・ゴメスと新井に代わって、FW谷口海斗とDF堀米悠斗を投入。柏は、FW小屋松知哉、MF戸嶋祥郎、細谷に代わって、MF仙頭啓矢、FW武藤雄樹、FWドウグラスをピッチに送り込んだ。
後半31分、柏は椎橋のパスから武藤がペナルティエリア内で左足を振り抜く。しかし、シュートはGK小島の好守に阻まれてしまう。
さらに、43分には、椎橋のパスで裏をとった川口が、中央のドウグラスに折り返す。さわればゴールという場面だったが、合わせることはできなかった。その2分後には、新潟にチャンス。小見のクロスを、谷口がダイレクトでとられたが、GK松本のセーブにあった。
後半アディショナルタイム、川口のクロスから、武藤が決定機を迎えたが、GK小島がビッグセーブを見せて、ゴールを許さない。
結局最後までゴールを割ることなく90分は終了。柏は勝ち点を13に、新潟は勝ち点を18に伸ばしている。
(取材・文 奥山典幸)
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24日、J1第18節が各地で行われ、三協フロンテア柏スタジアムでは柏レイソルとアルビレックス新潟が対戦。最後までゴールは生まれず、0-0の引き分けで終えた。
現在リーグ3連敗、最下位で前半戦を折り返した柏。DF立田悠悟が前節・横浜FM戦(●3-4)の退場処分を受けて出場停止に。CBにはDF土屋巧を起用し、井原正巳監督体制では、初先発となるDF三丸拡が左SBに入った。
4試合勝ちがない(1分3敗)新潟は、攻撃を牽引していたMF伊藤涼太郎が、前節を最後にベルギーのシントトロイデンへ移籍。MF星雄次が6試合ぶりに先発し、ダブルボランチの一角に。FWにはFW鈴木孝司が4試合ぶりに先発で起用された。
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第12節の前回対戦時はスコアレスドロー、ルヴァン杯の2試合では1勝1敗と、今シーズンは五分の戦績の両者。立ち上がりから新潟がボール保持を長くする展開となる。そこに、欧州遠征帰りのU-22日本代表FW三戸舜介が、スピードを活かした突破を見せて得点のチャンスをうかがう。
28分には、MFダニーロ・ゴメスが右サイドから中央へドリブルし、星に縦パスを入れる。星はダイレクトでペナルティエリアに浮き球を入れるも、MF小見洋太は柏守備陣のブロックにあい、シュートまで持ち込むことはできなかった。
守りの時間が長くなった柏は、ボールを奪っても敵陣までなかなかボールを運べない展開を強いられる。前線のFW細谷真大、FWマテウス・サヴィオにいい形でボールを配給することができず、シュート1本で最初の45分を終えた。
ハーフタイムに、柏はこの試合最初の交代枠を行い、DF片山瑛一に代えてDF川口尚紀を起用した。
後半に入っても新潟が攻めて柏が守る展開は変わらず、11分には、DF新井直人のクロスから小見がヘディングシュートを放ったが、GK松本健太の正面だった。
14分、MF椎橋慧也の裏へのパスに抜け出したサヴィオが、単身シュートまで持ち込んだが、GK小島亨介のセーブにあった。
後半20分ごろからは、互いに交代を積極的に行い、新潟は、MFダニーロ・ゴメスと新井に代わって、FW谷口海斗とDF堀米悠斗を投入。柏は、FW小屋松知哉、MF戸嶋祥郎、細谷に代わって、MF仙頭啓矢、FW武藤雄樹、FWドウグラスをピッチに送り込んだ。
後半31分、柏は椎橋のパスから武藤がペナルティエリア内で左足を振り抜く。しかし、シュートはGK小島の好守に阻まれてしまう。
さらに、43分には、椎橋のパスで裏をとった川口が、中央のドウグラスに折り返す。さわればゴールという場面だったが、合わせることはできなかった。その2分後には、新潟にチャンス。小見のクロスを、谷口がダイレクトでとられたが、GK松本のセーブにあった。
後半アディショナルタイム、川口のクロスから、武藤が決定機を迎えたが、GK小島がビッグセーブを見せて、ゴールを許さない。
結局最後までゴールを割ることなく90分は終了。柏は勝ち点を13に、新潟は勝ち点を18に伸ばしている。
(取材・文 奥山典幸)
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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