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清水が乾貴士の2発で大分撃破! 3連勝で“自動昇格圏”と3ポイント差の6位に浮上

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清水MF乾貴士が圧巻2発

[7.9 J2第25節 大分 1-2 清水 レゾド]

 J2リーグは9日、各地で第25節を開催した。7位清水エスパルスは敵地で3位大分トリニータと対戦し、2-1で勝利。2位東京ヴェルディと3ポイント差の6位に浮上した。

 首位のFC町田ゼルビア追走に向けて4試合ぶりの白星が欲しい大分と、上位浮上へ3連勝を目指す清水の一戦。試合は最終ラインからパスを繋いで前進を図るホームチームに対し、アウェイチームが中盤でのボール奪取から攻撃へ繋げた。

 すると、清水が早い時間帯にスコアが動かす。前半10分、清水はGK西川幸之介を交えて後ろでボールを回す大分に高い位置からプレッシャーをかけると、バックパスを受けた西川にMF乾貴士がコースを切りながらチェイシング。縦を狙ったパスをカットし、そのまま無人のゴールに流し込んだ。

 1点ビハインドの大分はしっかりとボールを握って徐々に清水のペナルティエリア内へ。後半34分には、右サイドでボールを受けたMF松尾勇佑がゴール前に送ったクロスで決定機を迎えた。しかし、MF野村直輝の2度のシュートはGK権田修一がビッグセーブ。こぼれ球に反応したFW伊佐耕平のシュートはDF高橋祐治の体を張ったブロックに遭った。

 試合は清水の1点リードのまま前半を折り返すと、反撃に出たい大分は後半開始から攻撃の手を強める。同5分、左サイドでボールを受けたMF藤本一輝が右足でゴールへ向かうようなボールを入れると、走り込んだ松尾がフィニッシュ。権田の手前でボールを触ってスコアを振り出しに戻した。

 清水は後半11分、右サイドを個人技で突破した乾がマイナス方向へボールを通すと、FW北川航也が右足でシュート。だが、コースを狙ったボールは枠を捉えることができなかった。それでも同18分に勝ち越し点を挙げる。清水は自陣でボールを奪うと、乾が持ち上がり右足一閃。ゴール右上の隅に決まって再びリードを手にした。

 その後は交代枠を使いながら追加点、同点を目指す両チーム。大分は途中出場のFWサムエルをターゲットに得点を目指したがゴールが遠い。清水は後半41分に北川、MFカルリーニョス・ジュニオに代えてFWオ・セフン、DF井林章を投入し、試合を締めに入った。

 後半アディショナルタイム2分には大分DF羽田健人が相手の突破をファウルで阻止して一発レッド。清水が2-1で逃げ切り、3連勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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