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激戦ダービーを制した川崎F、鬼木監督が選手に伝えていた覚悟「負ければ厳しくなるだろうと」

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ダービーを制した川崎F

[7.15 J1第21節 横浜FM 0-1 川崎F 日産ス]

 総力戦のダービーマッチを制した。川崎フロンターレは後半アディショナルタイム、DF車屋紳太郎が体ごとゴールに突っ込み、決勝点を挙げた。鬼木達監督は試合後の会見で「最終的に気持ちの勝負だった。スタートの選手、サブの選手も躍動していい勝利に。選手に感謝したい」と喜びを語った。

 “BIG神奈川ダービー”と銘打たれた勝負は、劇的な勝利に終わった。川崎Fは前節終了時点で9位。指揮官は「ここで勝てば情勢が変わってくる」と選手たちに話をしていた。「負ければ厳しくなるだろうと。そういう覚悟を持って挑まなければいけないゲーム」。その思いは選手たちの胸に届き、ぎりぎりの勝負で勝利を掴んだ。

 川崎Fはこれで9位から6位に浮上。しかし一週間後の22日、次節には2位・ヴィッセル神戸と対戦する。鬼木監督は「プレッシャーもあったが、それぞれが責任感を持ってタフに挑んだ。これからのゲームに必ずつなげていかないといけない」と先を見据える。「次はアウェーで神戸。強い相手ですので、今日以上に気を引き締めてやらないと。そこに負けないように、リセットしてから臨みたい」と気持ちを切り替えていた。

(取材・文 石川祐介)
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