beacon

横浜FM宮市亮は持ち味発揮の17分間プレー、試合後にはマンC選手と談笑する姿も「昔のことを話しました」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW宮市亮がDFナタン・アケと談笑

[7.23 Jリーグワールドチャレンジ 横浜FM 3-5 マンチェスター・C 国立]

 調子の良さをうかがわせる17分間だった。横浜F・マリノスのFW宮市亮は後半28分から途中出場。マンチェスター・シティとの打ち合いは3-5で屈したが、「自分的にもコンディションを上げるいい機会になった。チームとしても、この後のリーグ戦に向かうところで、色々試せることもあった。チームとしても個人としてもよかった」と振り返った。

 19日のセルティック戦に続き、途中出場だった。だが見せ場は作る。後半38分、左サイドでパスを受けると、DFジョアン・カンセロに1対1を仕掛け、持ち味のスピードを見せつけた。同44分には最終ラインを抜け出し、FWヤン・マテウスのパスに反応。ゴール近くまで迫るもオフサイド判定となったが、会場を大いに沸かせた。

 欧州王者との打ち合いとなった。チームは3得点を奪い、序盤はリードもしていた。宮市は「自分たちもいい場面が出ていた。世界レベルは単純にミスが少ない。ただ、いい戦いはできた」と手応えを語る。「マンチェスター・シティは決め切る力が本当にすごく、一つひとつのミスが目立たない。ただ、僕らも通用するところはあった」。敗れはしたが、対等な戦いだったことを強調した。

 宮市はこれまでオランダやドイツ、イングランドでプレーしており、面識のある選手も多い。試合後にはGKシュテファン・オルテガと話す場面も見られた。また、DFナタン・アケは宮市がフェイエノールト時代にユースの選手として同チームに所属。試合後の会話について「東京に着いてからのことや昔のこと、新シーズンがんばってねという話、もともとチームメイトだった選手の話などをしました」とその内容を明かした。

(取材・文 石川祐介)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2023シーズンJリーグ特集ページ
●プレミアリーグ2023-24特集

TOP