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神戸首位辛くもキープも下位相手に零封負け…高徳欠場は「コンディション不良」、“代役”DF飯野七聖は失点シーン反省

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 ヴィッセル神戸が手痛い黒星を喫した。17位に沈む横浜FCのホームに乗り込んでの一戦だったが、前半23分に昨年まで在籍したMF井上潮音にミドルシュートを決められて先制点を献上。後半にもMF山下諒也に追加点を許して、0-2で敗れた。

 2位の横浜FMが引き分けたことで辛くも首位をキープした神戸だが、吉田孝行監督は「気持ちを切り替えるだけ。いろんな敗因はあるが、しっかり修正して次に向かうだけだと思います」と自らに言い聞かすようにして、声を絞り出した。

 この日の神戸はDF大崎玲央が出場停止。そしてDF酒井高徳がベンチ外となるアクシデントに見舞われていた。吉田監督によると、「少しコンディションを崩した」。それほど長い離脱にはならないようだが、「影響はあった」と残念がる。

 代役に指名されていたのは、DF飯野七聖だった。最近は途中から出場して試合を締める重要な役割を担っていたが、この日は2月25日の札幌戦以来となる先発出場になっていた。

 20試合ぶりのスタメンに「まずは失点しないこと、守備でミスをしないことを意識していた」と振り返った飯野は、「難しい状況でしたが、1失点目に関しては寄せてシュートブロックに行けたかなと思うし、2点目に関しても山下選手が背後に走っていたのが見えていた。難しい局面でしたけど、信じきらずに自分で責任を持ってついて行った方が良かったかなと思います」と反省していた。

(取材・文 児玉幸洋)
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