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惜別かめはめ波!10人でリードを守り抜いた横浜FMが4試合ぶり勝利!!G大阪は9試合ぶり敗戦

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[8.12 J1第23節 横浜FM-G大阪 日産ス]

 横浜F・マリノスがホームでガンバ大阪に2-1で勝利し、4試合ぶりの白星を挙げた。G大阪は9試合ぶりの黒星を喫した。前回の敗戦も横浜FM戦で、シーズンダブルを許した。

 序盤に押し込んだのは横浜FMだった。前半12分のFWアンデルソン・ロペスのシュートや同19分のMFエウベルのシュートはわずかに枠を捉えなかったが、同34分、MF渡辺皓太のパスからMF喜田拓也が放った左足シュートはポスト右に跳ね返ったが、こぼれ球をMFヤン・マテウスが蹴り込んで先制に成功した。

 得点後にヤン・マテウスらイレブンは、かめはめ波パフォーマンスを披露。これは広島への完全移籍が発表にFWマルコス・ジュニオールが得意としたパフォーマンスで、惜別メッセージを送る形となった。

 一方のG大阪は足を踏まれた右足を気にする素振りをみせていたDF三浦玄太がDF佐藤瑶大に交代。早々にアクシデントに見舞われるが、前半終了間際の44分、カウンターからMF山本悠樹のスルーパスからエリア内に入ったFW食野亮太郎が、切り返しから左足で決めきって前半のうちに同点に戻した。

 1-1で折り返した後半だったが、すぐに動きをみせる。4分に左エリア内に入ったエウベルが、佐藤に倒されて、横浜FMがPKを獲得。ただこれをA・ロペスが蹴るが、GK東口順昭にストップされる。

 しかし東口がロペスが蹴る前にライン上から足を離したとしてVARの介入があり、蹴り直し。今度はA・ロペスがしっかりと決めて、勝ち越しに成功した。この時、G大阪のベンチは横浜FMの選手がロペスが蹴る前にエリア内に入った可能性があると猛抗議するが、認められることはなく、コーチングスタッフにイエローカードが出された。

 今度はリードを守り切りたい横浜FMだったが、後半20分、エウベルがDF福岡将太へのファウルでこの日2枚目のイエローカードを貰ってしまい、退場を宣告される。残り時間を10人での戦いを強いられる。なお、横浜FMは前回5月20日のG大阪との対戦でも後半14分にDF松原健が退場。この時は2-0で勝利しているが、今回も同じような展開を強いられることになった。

 数的優位となったG大阪は、後半23分に食野に代えてFW宇佐美貴史を投入。横浜FMはMF西村拓真に代えてMF山根陸、ヤン・マテウスに代えてFW宮市亮を投入。4-3-2と守備陣形を整えて、1点リードの展開を進めていく。さらに後半36分からはA・ロペスに代えてFW井上健太、MF渡辺皓太に代えてMF水沼宏太とスピードのある選手を投入して逃げ切りを図る。

 そして試合はアディショナルタイムの7分間を含め、30分以上を10人で戦い抜いた横浜FMが、1点のリードを守り抜くことに成功。同勝ち点で並ぶヴィッセル神戸も勝利したために首位に返り咲くことは出来なかったが、2位をしっかりとキープした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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