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3位清水は2点ビハインドから3発逆転勝利!! 首位町田を破って4連勝

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[8.19 J2第31節 清水 3-2 町田 アイスタ]

 J2リーグは19日、各地で第31節を開催した。3位清水エスパルスはホームで首位FC町田ゼルビアと対戦。3-2の逆転勝利を収めた。

 3連勝中の清水と町田。ともにJ1昇格を目指す両チームにとって負けられない上位対決は立ち上がりにスコアが動いた。町田は前半4分に左サイドからのスローインで試合を再開させると、ボールを受けたDF鈴木準弥が右足でゴール前にクロス。MF松井蓮之が競り合ったこぼれ球をMF高橋大悟が詰めて先制に成功した。

 昨季まで清水に所属した高橋の“恩返し弾”でリードを手にした町田は、さらに前半23分に追加点。右サイドでボールを受けたMF平河悠がドリブルで切り込むと、鋭いグラウンダーのパスを入れる。ボールは手前の高橋を通過すると、最後はMFエリキが触ってゴールネットを揺らした。

 2点のリードを許し、町田に主導権を握られる清水。それでも、同44分に点差を縮める。敵陣中央付近でフリーキックを得ると、ポイントにMF乾貴士とDF山原怜音が立って作戦を練る。左サイドへ走り出した山原にすぐさまパスを出すと、ゴール前に入れたボールをDF高橋祐治がヘディング。シュートはGKポープ・ウィリアムに弾かれたが、セカンドボールをMFカルリーニョス・ジュニオが押し込んで1点を返した。

 反撃に出たい清水はハーフタイムで選手交代を行い、MF中山克広を下げてDF北爪健吾をピッチへ。最終ラインからボールを握って組み立てを図るも、中盤のところで引っ掛かり、カウンター攻撃を受ける時間帯が続いた。後半10分には山原に代えてDF吉田豊を投入。縦への推進力で攻撃の活性化を狙った。

 すると、後半16分に清水が試合を振り出しに戻す。自陣ハーフウェーライン付近でボールを受けた乾が中央を持ち上がると、ペナルティエリア手前で右足を振る。シュートはブロックに入った町田の松井に当たるも、高く浮き上がり弧を描くと、ポープの頭上を越してゴールへと吸い込まれていった。

 同点とされた町田は後半19分に3枚替え。平河、松井、高橋に代えてFW荒木駿太、MF下田北斗、DF松本大輔をピッチへ送り込んだ。逆転ゴールを狙う清水も同25分にMF白崎凌兵を下げてFWオ・セフンを投入し、 ロングボールでたたみかける。

 交代枠を使いながら、攻撃の手を強める清水。すると後半39分、右サイドでボールを受けた途中出場のMF西澤健太が鋭いクロスボールを入れると、FWチアゴ・サンタナがヘディング弾。ニアサイドに飛び込み、豪快に突き刺した。逆転に成功した清水は、この1点を守り抜いて勝利。4連勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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