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J1自動昇格枠を狙う磐田と東京Vの“直接対決”はドロー決着…2位浮上のチャンス掴めず

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[10.28 J2第40節 磐田 1-1 東京V ヤマハ]

 J2リーグは28日、各地で第40節を開催した。ヤマハスタジアムでは、3位ジュビロ磐田と4位東京ヴェルディが激突。1-1で引き分けた。同節で2位の清水エスパルス(勝ち点70)が敗れて順位入れ替えのチャンスだったが、ともに掴めなかった。

 勝ち点69で並ぶ3位と4位の直接対決。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。前半6分には磐田にアクシデント。FWジャーメイン良が足を痛めた様子でプレー続行が不可能となり、FW後藤啓介がピッチへ送り込まれた。

 東京Vは前半29分、カウンターからFW河村慶人がペナルティエリア手前まで持ち込むと、駆け上がってきたMF稲見哲行にラストパス。右足を振ったが、シュートはゴール左に逸れていった。磐田は終盤にMFドゥドゥが好機を迎えるも、ここはGKマテウスが好セーブ。スコアレスで前半を折り返した。

 後半は開始から磐田が攻撃の手を強めるも、先にスコアを動かしたのはアウェーチーム。東京Vは同6分、相手のコーナーキックを跳ね返すと、そこからカウンターへ。MF中原輝が自陣深い位置から持ち上がり左を並走したMF齋藤功佑にパス。リターンに合わせたシュートはGK三浦龍輝に弾かれたが、こぼれ球をDF林尚輝が押し込んで先制に成功した。

 1ビハインドとなった磐田は交代枠を使いながら反撃を試みる。すると、後半24分に試合を振り出しに戻した。右サイドから攻撃を仕掛けると、MF上原力也がドゥドゥとのパス交換でペナルティエリア内に侵入。左足でゴール左に突き刺し、同点とした。

 試合は終盤にかけて両チームともに激しい攻防を見せたがゴールが遠い。1-1のままタイムアップを迎え、勝ち点1を分け合った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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