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甲府が2発勝利でJ1昇格PO圏内の6位浮上! 降格圏内・大宮は痛恨敗戦…残り2戦で残留圏まで勝ち点5差

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[10.29 J2第40節 大宮 0-2 甲府 NACK]

 J2リーグは29日に第40節を行った。大宮アルディージャヴァンフォーレ甲府の対戦は、甲府が2-0で勝利した。

 自動降格圏の21位・大宮は直近4連勝で20位と勝ち点4差に迫るが、残り2試合で敗れれば残留は一気に厳しくなる。7位・甲府はJ1昇格プレーオフ圏内の6位と勝ち点1差。互いに勝利必須の大一番を迎えた。

 甲府は序盤からFWクリスティアーノが敵陣に迫り、鋭いシュートはクロスバーを直撃。その後は大宮が攻勢を強めていき、甲府のゴールを脅かす。前半19分にはMF高柳郁弥が決定機を作るが、ゴール枠内を捉えることはできなかった。甲府は同40分にクリスティアーノがシュートも、GK志村滉に阻まれた。

 後半に入っても一進一退の攻防は続き、ともに交代選手が攻撃に出る。甲府は後半26分、FW飯島陸が敵陣PA内で鋭いシュートを放つも、GK志村のスーパーセーブにはじかれる。直後には大宮もFW中野誠也がチャンスを作るが、ゴール枠外に大きく外れた。

 均衡が崩れたのは後半29分。甲府は丁寧にパスをつなぎ、FWピーター・ウタカが左サイドからクロスを上げる。ゴール前に走り込んだMF鳥海芳樹が反転しながらダイレクトで左足ヒールに当て、ゴールに流し込んだ。

 さらに後半33分、甲府が追加点を奪う。右CKの流れからDF三浦颯太が左サイドからクロス。ニアサイドのMF中村亮太朗が左足のダイレクトシュートで合わせ、2-0と点差を広げた。

 試合はそのまま終了し、甲府が2-0で3試合ぶりの白星。暫定でJ1昇格プレーオフ圏内の6位に浮上した。

 一方、敗れた21位・大宮は、勝ち点44で並ぶ18位・栃木SC、19位・いわきFC、20位・レノファ山口FCと勝ち点5差。残り2試合で全勝は必須となり、次節の結果次第では初のJ3降格が決定する。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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