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日本代表招集の浦和MF伊藤敦樹が負傷…酒井高徳が謝罪「代表選考されているのに申し訳ない」

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担架で運ばれるMF伊藤敦樹

[11.12 J1第32節 浦和 1-2 神戸 埼玉]

 優勝を懸けた大一番で、無念の負傷交代となった。浦和レッズのMF伊藤敦樹は後半8分にピッチに倒れると、プレー続行不可能に。担架で運ばれ、途中交代となった。交錯した相手のヴィッセル神戸DF酒井高徳は試合後に自身のインスタグラムを更新し、謝罪を伝えている。

 北中米W杯アジア2次予選に臨む日本代表に招集されたばかりだった。伊藤は優勝争いに絡む上位対決、神戸戦で先発出場。勝利必須の中で奮闘したが、後半8分に酒井と交錯してしまう。左ひざを抱えるように痛みを訴え、担架に運ばれながらそのままピッチを後にした。

 酒井は試合後に自身のインスタグラムを更新し、「浦和サポーターの方から色々なDMが来るのでお応えします」と投稿。伊藤との接触について「もちろんわざと相手に怪我をさせようなんて全く思っていませんでした」と本音を語った。その上で、負傷した伊藤を気遣う。「結果的に負傷交代したのは事実なので、この場を借りて伊藤選手、浦和ファンサポーターや彼に期待されている方々に謝罪します。すみませんでした」と謝罪した。

 また、SNS上だけではなく、すでに本人にも思いは伝えているという。「本人には接触した際も運ばれる際にも何度も何度も謝りましたし、代表選考されているのに申し訳ないと言いました。伊藤選手の怪我が大事に至らないことを願っています。ご本人にも試合後にお詫びのご連絡しました。ご理解頂ける事をお願い致します」と怪我の快復を祈っていた。
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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