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新潟、苦労人FW長倉幹樹のJ1初ゴールで白星フィニッシュ!「もっと上を目指して」6年ぶりJ1は10位

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[12.3 J1第34節 新潟1-0C大阪 デンカS]

 アルビレックス新潟がホームでセレッソ大阪を1-0で下した。後半42分に決まったFW長倉幹樹のJ1初ゴールが決勝点になった。6年ぶりのJ1を戦った今季の新潟は、11勝12分11敗で勝ち点45の10位でシーズンを終えた。

 今夏加入した24歳が均衡を破るゴールを決めた。0-0の後半42分、新潟は左SBの渡邊泰基が粘ってパスを出すと、センターサークル付近で長倉にボールが渡る。長倉はドリブルで前に運ぶと、右サイドの太田修介にパス。太田のシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球を折り返すと、中で長倉がワンタッチで流し込んで、得点を奪った。

 長倉は順天堂大を卒業後、Jクラブ入りが叶わずに関東社会人リーグ1部の東京ユナイテッドに入団。リーグ開幕から結果を残すと、夏に浦和ユース時代の恩師である大槻毅氏が監督を務めていたザスパクサツ群馬に加入し、Jリーガーとしてのキャリアをスタートさせた。

 そして今年夏にMF伊藤涼太郎が海外移籍をしたことで前線の選手の補強が必要となった新潟にやってくることになった。そしてJ1はこの日が10試合目の出場で、待望の初ゴールを決めることになった。

「シュウ君に貰ったゴールなので、シュウ君に感謝したいと思います」とはにかんだ長倉。「チャンスを決めればもっと勝てた試合があったので悔しいですけど、最後何とか決めて、勝てたのでよかったです」と話すと、「もっと上を目指して行けるように、1年間頑張っていきたい」と来季の戦いを見据えた。
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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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