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名古屋が後半ATのユンカーPK弾でドローに持ち込む…柏は後半途中にJ1残留が確定

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[12.3 J1第34節 名古屋 1-1 柏 長良川]

 J1リーグは3日、各地で第34節を開催した。岐阜メモリアルセンター 長良川競技場では、5位名古屋グランパスと17位柏レイソルが対戦。1-1で引き分けた。

 4試合ぶりの勝利で今シーズンを締めくくりたい名古屋と勝ち点を積み上げてJ1残留を確実なものにしたい柏。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。

 名古屋は前半の入りにFWキャスパー・ユンカーが豪快に狙って相手ゴールを脅かす。ここは柏GK松本健太が落ち着いて対応した。柏も右サイドからのコーナーキックからDFジエゴが頭で狙うも、シュートは惜しくも枠の外。ともに先制点が遠い。

 するとFC東京は前半41分、ユンカーからのスルーパスでMF永井謙佑がゴール前に抜け出してネットを揺らす。しかし、こちらはオフサイドの判定でノーゴール。スコアレスのまま後半へと折り返した。

 スタジアム敷地内での事故発生でキックオフ時刻が45分後ろ倒しとなっていた同試合。後半10分頃には、同節の鹿島アントラーズ対横浜FCが鹿島の2-1勝利で終わり、試合途中で柏のJ1残留が確定。それでも勝利でシーズンを締めくくるべく、先制点を目指した。

 すると柏は後半26分、自陣でのボール奪取カウンターへ。ハーフウェーライン手前で受けたMF小屋松知哉が中央を持ち上がると、MFマテウス・サヴィオがそれを追い越してスルーパスを引き出す。そのままペナルティエリア内に侵入し、ゴールを決めた。

 ホームで負けられない名古屋は、後半アディショナルタイム3分にペナルティキックを獲得。このPKをユンカーがゴール右に沈めて土壇場で追い付いた。試合は1-1でタイムアップ。勝ち点1を分け合った。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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