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初ベストイレブン受賞のC大阪DF毎熊晟矢、攻守に収穫と課題見出す「ますますがんばらないと」

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左からMF香川真司、DF毎熊晟矢、MF鈴木徳真

 躍進の一年になった。セレッソ大阪DF毎熊晟矢は初のベストイレブンを受賞。セレモニーでは「これからも感謝の気持ちを忘れず、日々精進していきたい」と喜びを口にしていた。

 今シーズンは初のA代表選出を果たし、Jリーグ屈指の右SBになった。J1リーグで31試合1得点を記録。初の個人賞には「優秀選手に選ばれた皆さん以外でもすばらしい選手がいる中で、こうやって選んでいただけてうれしい」と思いを語る。「ますますがんばらないといけない」と気を引き締めていた。

 桃山学院大ではFWで活躍し、プロキャリアを始めたV・ファーレン長崎で右SBとして才能を開花させる。昨シーズンに加入したC大阪ではサイドハーフを経験し、攻守の幅を広げる。「今年はより中に入る場面が増えたので、中と外を使い分けたポジショニングは成長した」と手応えを語った。

 日本代表は9月の欧州遠征、10月の国内活動、11月の北中米ワールドカップアジア2次予選と招集が続く。年明けのアジアカップにも期待が懸かる。「守備はまだまだ課題があると思うので、伸ばしていければ」と力を込めていた。

(取材・文 石川祐介)
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石川祐介
Text by 石川祐介

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