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石田凌太郎が先制J2初ゴール!ミス見逃さず終盤追加点! 栃木、最後にPK被弾も大分撃破

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[3.24 J2第6節 栃木 2-1 大分 カンセキ]

 J2リーグは24日、第6節を各地で行い、栃木SC大分トリニータを2-1で破った。名古屋からの育成型期限付き移籍で昨夏加入の22歳MF石田凌太郎が決勝点。石田は名古屋時代の昨季ルヴァン杯でプロ初ゴールを記録していたが、これがJリーグ戦初ゴールとなった。

 前半は大分がボールを握り、優位に試合を進めた。まずは前半6分、FW渡邉新太が左サイドから駆け上がると、相手選手が足を滑らせたことでフリーでゴール前へ。だが、右足を振り抜いたシュートはゴール上に外れた。さらに同21分、MF弓場将輝が縦パスを刺すと、左から絞ったMF薩川淳貴が反応するも、シュートはGK丹野健太に防がれた。

 その後は徐々に栃木も前に出られるようになり、FW大島康太が左のハーフスペースにうまく顔を出し、立て続けに決定機を創出。だが、ゴールを破るには至らず、0-0のままハーフタイムを迎えた。

 そうして迎えた後半10分、先に栃木が試合を動かした。ショートCKからDFラファエルがハイクロスを送り、エリア内で空中戦を繰り広げると、こぼれ球を拾ったFW奥田晃也がラストパス。受けた石田が右足ボレーで振り抜き、大分MF中川寛斗に当たったボールがネットに吸い込まれた。

 大分も後半17分、左CKにFW長沢駿が高い打点で合わせてゴール前の混戦を導くと、渡邉のシュートが相手守備陣を強襲。跳ね返りを拾った薩川が左足ボレーで狙ったが、左ポストに弾かれた。さらに同22分、薩川のクロスに弓場が飛び込むも、ダイビングヘッドは丹野がスーパーセーブ。さらに途中出場DF松尾勇佑も詰めたが、これも丹野に防がれた。

 栃木は後半23分、FW小堀空と大島に代わって立正大出身ルーキーの22歳MF青島太一とG大阪から期限付き移籍の19歳FW南野遥海を投入。すると栃木は後半45分、ビルドアップ中の大分DF羽田健人が足を滑らせたのにつけ込み、奥田がボールを奪うと、そのままフリーでゴール前に駆け込んで2点目を奪った。

 後半アディショナルタイム、大分はDFペレイラを前線に上げるパワープレーで反撃を試み、ペレイラがペナルティエリア内でファウルを受けてPKを獲得。これを長沢が決め、1点を返した。ところが反撃はここまで。栃木にとってはミスを見逃さずに奪った2点目が大きな価値をもたらし、今季3勝目を収めた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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