[4.1 J2第6節 松本0-3富山 松本]

　カターレ富山がFW西川優大の2得点などで松本山雅FCに3-0で勝利した。ここまでの公式戦で5戦勝ちなし(2分3敗)だったが、今季初白星を手に入れた。一方の松本は今季2勝目はならず。3戦勝ちなし(1分2敗)となってしまった。

　試合は前半20分、中央でボールを奪ったMFソ・ヨンドクが自らドリブルで前進。右足で放たれたブレ球のボールはゴールネットへ突き刺さった。富山が先制に成功した。さらに前半43分には追加点。左サイドからのFKをDF福田俊介が頭で落とすと、最後は西川が胸トラップから右足シュート。2-0と差を広げた。そのまま前半を折り返す。

　後半に入っても富山の勢いは止まらない。後半17分にはダメ押しの3点目。MF加藤弘堅からのロングボールをFW黒部光昭が落とし、最後は西川が右足シュート。3-0と突き放した。そのまま逃げ切った富山が完勝。今季初勝利を手に入れた。

　試合後、2得点の活躍をみせた西川は「うちのチームは走り切らないと勝てない。きょうはそれが90分間できたから勝利につながったと思う」と今季6試合目で手に入れた白星を喜んだ。