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リーグ初先発の椋原が2発演出、F東京が連敗を3でストップ

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[5.6 J1第10節 新潟0-2F東京 東北電ス]

 3連敗中のFC東京がMF梶山陽平とMF谷澤達也の今季初ゴールでアルビレックス新潟に2-0で快勝し、4試合ぶりの勝ち点3を手にした。新潟は2試合ぶりの黒星で、ホームでは今季2分3敗となり、またしても初勝利を逃した。

 決勝トーナメント進出を決めた2日のACLブリスベン戦(4-2)で富士ゼロックススーパー杯以来の先発を果たし、1得点を挙げたDF椋原健太がこの日は右SBで今季リーグ戦初先発。積極的な攻撃参加で先制アシストを含む2点を演出し、チームを公式戦連勝に導いた。

 0-0で折り返した後半6分、椋原がFWルーカスとのワンツーで右サイドを抜け出すと、ゴール前への折り返しを梶山が右足ボレーで叩き、先制のゴールネットを揺らした。リーグ戦では4月21日の仙台戦(0-4)、28日の清水戦(0-1)と2試合連続無得点だったチームにとって3試合ぶりのゴール。後半14分には梶山のシュートが左ポストを叩くなど、攻撃陣が目を覚ました。

 後半26分、右サイドから椋原がロングスローを入れると、新潟守備陣がクリアし切れず、こぼれ球を谷澤が蹴り込む追加点。2-0と突き放し、試合を決定づけた。結局、新潟のシュート数は90分を通してわずか3本。F東京は4試合ぶりの無失点で締めくくった。

「連敗していたので、絶対に勝たないといけない試合だと思っていた。みんなで勝ててよかった」。決勝点の梶山は安堵の表情を見せる。前節の清水戦は相手が退場者を2人出しながら9人相手に0-1の零封負け。「反省点、修正点が多かったので、しっかりみんなで話して、修正できたと思う」と胸を張っていた。

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