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山口政権初の3連勝!!横浜FCが敵地で松本下す

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[5.20 J2第15節 松本 0-2 横浜FC 松本]

 山口政権初の3連勝だ。横浜FCは前半、1本しかシュートが打てないという苦しい展開を強いられたが、後半に入ると24分にMF野崎陽介の今季初ゴールで先制。33分にはMF佐藤謙介の2試合連続ゴールで追加点を挙げた。効率よく得点した横浜FCが、2-0で松本山雅FCを下し、昨年8月に4連勝して以来の3連勝を飾った。対する松本は、ここのところ安定していた守備陣が2失点。4月1日の富山戦(0-3)以来の複数失点を喫してしまった。

 少ないチャンスを確実にものにした。押され気味の展開で後半途中まで試合を進めていた横浜FCだったが、後半24分、開幕戦以来の先発出場を果たした野崎が中央でボールを受けるとDFの囲まれながら左足ミドルを放つ。これが見事にゴールネットを揺らし横浜FCが先制に成功した。野崎の得点は昨年11月13日の湘南戦(3-2)以来、今季初となった。

 さらに後半33分には、佐藤がFW大久保哲哉の落としから右足で押し込み2点目をゲット。前節プロ初ゴールを決めた2年目MFの2試合連続ゴールで試合を決めた。試合後のインタビューで山口素弘監督は「決めてほしい人が決めてくれた」。3連勝についても「3連勝はあまり意識していなかったが、非常によくやってくれた」と満足げに振り返っていた。

 一方の松本はシュート数で10-8、特に前半は7-1と数字が示すとおり押し気味で試合を進めたが、最後のところで集中力を欠き、完封負けを喫してしまった。

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