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鳥栖が460分ぶりゴール、連敗止め公式戦8試合ぶりの白星

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[4.24 ナビスコ杯第5節 鳥栖2-0新潟 ベアスタ]

 サガン鳥栖がホームでアルビレックス新潟に2-0で勝利した。公式戦連敗を4でストップ。ナビスコ杯初勝利を挙げるとともに、3月16日のJ1川崎F戦(5-4)以来、公式戦8試合ぶりの白星を飾った。

 公式戦4試合連続の無得点で4連敗中だった鳥栖が、ようやくゴールと勝利を手にした。前半は互いになかなか決定機をつくれず、0-0で折り返した後半16分にFW豊田陽平が先制点。高い位置からプレッシャーをかけ、こぼれ球をMF岡田翔平が拾うと、DFにつぶされ、ゴール方向に流れたボールを豊田が右足で流し込んだ。

「岡田がうまくつぶれてくれて、いいところにボールがこぼれてきたので、あとは冷静にゴールに流し込むだけだった」。得点シーンを振り返る豊田のゴールは、ハットトリックを達成した3月30日のJ1磐田戦(3-3)以来。チームとしても、この磐田戦を最後に公式戦4試合連続でノーゴールに終わっており、実に460分ぶりのゴールとなった。

 その後も果敢に追加点を狙いに行った鳥栖は試合終了間際の後半45分、途中出場のMF早坂良太が新潟の最終ラインにプレッシャーをかけ、自らボールをカット。そのままゴール前まで持ち込み、右足でダメ押しの2点目を奪った。

 守備陣も公式戦7試合ぶりとなる無失点に抑え、約1か月ぶりの勝利。豊田は「ずっと悔しい思いをしてきたけど、やっと勝ち点3を取れて、チームも上向きになると思う。ポジティブな勝ち点3だったと思う」と久々の勝利を喜び、尹晶煥監督も「これをきっかけに、リーグ戦でも勝利を挙げられるようにがんばりたい」と、視線を前に向けていた。


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