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荒野決勝ゴールの札幌が先勝! ルヴァン杯前回王者FC東京は先制アウェーゴールも逆転負け

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札幌が先勝

[9.1 ルヴァン杯準々決勝第1戦 札幌2-1FC東京 札幌厚別]

 ルヴァン杯は1日、準々決勝第1戦を行い、札幌厚別公園競技場では北海道コンサドーレ札幌と前回王者のFC東京が対戦し、札幌が2-1で勝利した。FC東京はDF渡辺剛の先制点で貴重なアウェーゴールを奪ったが、DF田中駿汰、MF荒野拓馬のゴールで札幌が逆転に成功。第2戦は5日に行われる。

 前半14分、FC東京が幸先よく試合を動かした。左後方でFKのチャンスを獲得すると、キッカーのMF三田啓貴が左足でクロスを供給。MF荒野拓馬との競り合いを制した渡辺剛が高い打点からヘッドで叩きつけ、貴重なアウェーゴールを奪った。

 1点ビハインドとなったが、札幌もセットプレーから試合を振り出しに戻す。前半20分、キッカーのDF福森晃斗がPA手前から左足で直接狙った高精度FKは壁を越えて枠内を捉えたが、GK波多野豪がセーブ。それでも、こぼれ球に反応したMFルーカス・フェルナンデスがPA右からふわりとしたクロスを上げると、ファーサイドの田中駿汰が強烈ヘッドで叩き込んだ。

 1-1で前半を折り返すと、FC東京が決定機を迎える。後半14分、右CKをDF鈴木準弥が右足で蹴り込むと、再び渡辺剛がヘディングシュート。決定的な形だったが、GK菅野孝憲が右手一本で防ぎ、窮地をしのいだ。

 一進一退の展開が繰り広げられ、札幌もビッグチャンス。後半24分、左後方からのFKで福森が左足で上げたクロスは相手にクリアされたものの、こぼれ球にMF金子拓郎が反応。PA手前から右足ミドルで狙ったが、これはDFに当たって惜しくも枠を外れた。

 FC東京は交代カードを切って攻勢を強めたが、次の1点を奪ったのは札幌だった。後半35分、田中が右サイド深い位置からマイナス方向に戻すと、福森の縦パスをFWジェイが落とし、走り込んだ荒野がペナルティアーク内から右足を一閃。シュートは左ポストに当たってネットを揺らし、札幌が2-1で逆転勝利を挙げた。

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