beacon

浦和新加入FWホセ・カンテ、途中出場でデビューも順応はこれから「100%のフィットはしていない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

FWホセ・カンテが浦和でデビュー

[4.5 ルヴァン杯GL第3節 川崎F 0-0 浦和 等々力]

 浦和レッズ新加入のギニア代表FWホセ・カンテが途中出場でデビューを果たした。最後にプレーをした年末から実戦から離れている期間も長く、順応はこれから。「いまのところ100%のフィットはしていないので、点数をつけるのは難しい」とデビュー戦を振り返った。

 先月13日に加入が発表され、背番号11を着けた。184cmの高身長ストライカーは2016年からギニア代表としてもプレーし、26試合4得点を記録。日本での調整を続け、5日の川崎フロンターレ戦でベンチ入りすると、後半24分にFWブライアン・リンセンに代わって最前線に入った。

 ピッチに入ると、短い時間の中でも攻撃の起点となった。後半44分にはゴール前から右足シュートを放つ決定機も。しかしゴール枠を捉えることができず、デビュー戦での初ゴールとはならなかった。

 今後はさらなるフィットを進め、公式戦での活躍を目指す。「もちろん、ストライカーとしてはゴールが求められる」と得点への意欲をのぞかせつつ、「ただし、チームとコレクティブに、組織的にプレーをする部分も好んでいる」と献身性もアピールする。「自分のやれることすべてを出し尽くしながら、チームをこれからも助けていきたい」と力強く躍動を誓った。

(取材・文 石川祐介)
●ルヴァン杯2023特設ページ

TOP