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札幌スパチョークが来日初弾含む2ゴール!! 鳥栖はDF長澤シヴァタファリが初アシストも4失点大敗

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FWスパチョークが2ゴール

[4.19 ルヴァン杯A組第4節 札幌 4-1 鳥栖]

 ルヴァンカップは19日、グループリーグ第4節を各地で行い、A組の北海道コンサドーレ札幌サガン鳥栖を4-1で破った。札幌は勝ち点7でグループ2位、鳥栖は同4のままで3位にとどまっている。

 ホームの札幌は3-4-2-1のシステムでパリ五輪世代のU-22日本代表DF馬場晴也がボランチ、同代表のFW中島大嘉が1トップでそれぞれ先発。対する鳥栖は3-5-2のシステムで関東学院大所属のDF長澤シヴァタファリが右ウイングバック、19歳のDF坂本稀吏也が3バックの左で先発したほか、U-20日本代表のDF中野伸哉が左ウイングバックで3月26日の第2節横浜FM戦(●0-2)以来の復帰を果たした。

 試合は前半8分、札幌が先手を取った。MF駒井善成のパスをペナルティエリア内左で受けたタイ代表FWスパチョークがやや左に持ち出しながら右足一閃。相手GKのタイミングをずらすシュートで来日初ゴールを奪った。対する鳥栖も同23分、GK内山圭のロングキックを右サイドで受けた長澤が頭で前線にフリックすると、これにFW小野裕二が反応。駒井を振り切ってGK大谷幸輝との1対1に持ち込み、右足でネットを揺らした。長澤はこれがプロ初アシストとなった。

 1-1で迎えた後半は再び札幌がゴールを重ねた。後半8分、DF菅大輝の折り返しに反応した中島の左足シュートはミートしなかったが、こぼれ球を受けたスパチョークがこの日2点目となるゴールを記録。さらに同12分、カウンターから左サイドを攻め上がった菅がペナルティエリア左から果敢に左足を振り抜くと、GK内山がファンブルしたボールがゴールマウスに吸い込まれ、リードを2点に広げた。

 さらに札幌は後半38分、またしても左サイドを攻め上がった菅がエリア内に攻め込み、今度はシュートではなくクロスを選択すると、ファーサイドに反応したFWミラン・トゥチッチが反応。落ち着いてネットに押し込み、4-1となった。そのままタイムアップ。昨季途中に期限付き移籍で加入し、今季から完全移籍に移行したタイ代表FWの活躍で札幌が勝ち点3を奪った。

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