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横浜FM宮市亮が10か月ぶり公式戦復帰!! 同じ負傷に苦しんだ札幌MF深井一希と奇しくも同日復帰、両サポーターから万雷の拍手

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横浜F・マリノスのFW宮市亮

 横浜F・マリノスのFW宮市亮が24日、ルヴァンカップグループリーグ第5節の北海道コンサドーレ札幌戦で今季初出場を果たした。

 昨年7月に日本代表として出場したEAFF E-1選手権・韓国戦で右膝前十字靭帯断裂の重傷を負って以来、10か月ぶりの公式戦復帰。2-2で迎えた後半37分にピッチに立つと、札幌ドームに集まった横浜FMサポーターだけでなく、ホームの札幌サポーターからも盛大な拍手が送られた。

 キャリアを通じて怪我に苦しんだ宮市は昨年7月、10年ぶりの日本代表招集で脚光を浴びたが、その舞台で自身4度目となる前十字靭帯の負傷。一時は引退もよぎったという。しかし、周囲からの温かいメッセージを受け、現役続行を決断。長いリハビリ生活を経て、ピッチに戻ってきた。

 奇しくもこの日は、昨年9月に右膝前十字靱帯断裂の重傷を負った札幌のMF深井一希も戦線復帰し、先発出場。深井も両膝を合わせて4度目の同箇所負傷で、宮市とも連絡を取り合っていた間柄だった。深井は前半限りでピッチを退いており、ピッチ上での共演こそならなかったが、両チームのサポーターが感慨を共有できる一戦となった。

 試合は宮市の投入直後、札幌が勝ち越しゴールを決めると、後半アディショナルタイムには右サイドからのクロスに飛び込んだ宮市がファーストシュートを放つなど、惜しくも枠外。札幌が3-2で勝利している。

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