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浦和から歴代最多6人目! 17歳MF早川隼平がルヴァン杯ニューヒーロー賞を受賞

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MF早川隼平がニューヒーロー賞を受賞

 Jリーグは31日、2023JリーグYBCルヴァンカップ「ニューヒーロー賞」が浦和レッズのMF早川隼平(17)に決定したことを発表した。浦和選手の受賞は2002年の坪井慶介氏、2003年の田中達也氏、2004年のMF長谷部誠(現フランクフルト)、2011年のMF原口元気(現シュツットガルト)、2021年のGK鈴木彩艶(現シントトロイデン)に続いて6人目。受賞数は歴代最多記録となる。

 浦和のアカデミーで育った早川は昨年からトップチームに2種登録され、17歳4か月で迎えた今年4月5日のルヴァン杯グループリーグ第3節・川崎フロンターレ戦(△0-0)でトップチーム初出場。同19日の第4節・湘南ベルマーレ戦(△1-1)でクラブ史上最年少となる17歳4か月14日で初ゴールを挙げた。

 ルヴァン杯では7試合1得点で浦和の決勝進出に貢献。また、今季のJ1リーグ戦では11試合、天皇杯では1試合、ACLでは2試合に出場している。8月10日にはプロ契約締結が発表された。

 受賞に際してJリーグ公式サイトを通じ、「このたびは、ニューヒーロー賞を受賞でき、大変光栄に思います。受賞できたのはチームメートをはじめ、監督・コーチングスタッフ、浦和レッズに関わるすべての方々のおかげだと思っています。自分個人としてはこの賞に恥じないように、走り、闘い、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。ファン・サポーターのみなさん、YBCルヴァンカップでは平日の試合も多くある中、スタジアムで自分たち選手への後押しをしていただきありがとうございます。まだ決勝戦があります。満員のスタジアムで、みなさんと優勝の喜びを分かち合えるよう全力で闘いますので、応援よろしくお願いします」とコメントしている。

 Jリーグは受賞の経緯について「2023JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ第3節でプロデビュー。プロ出場2試合目の第4節 湘南ベルマーレ戦で初得点を決め、チームのグループステージ突破に大きく貢献。続くプライムステージにも全試合出場し、ルーキーながら大会を通じてチームの決勝進出に貢献する活躍を見せたことでメディアの注目を集め、ニューヒーロー賞選考メディア投票で1位を獲得した。ルヴァンカップでの活躍が評価され、直後には明治安田生命J1リーグ初出場を果たし、AFCチャンピオンズリーグ決勝にも出場。日本代表としては年代別の代表に選出されるなど、ルヴァンカップのみならず『ニューヒーロー』と呼ばれるにふさわしい活躍を見せたことが評価され、今シーズンのニューヒーロー賞の選手となった」と説明した。

 ニューヒーロー賞は当該シーズンの12月31日において満年齢21歳以下の選手を対象(過去に受賞している選手は対象外)に、グループリーグから準決勝までの各試合会場での報道関係者の投票をもとに選出。早川には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈られる。

 ルヴァン杯決勝は11月4日に国立競技場で開催され、浦和とアビスパ福岡が対戦。試合前にニューヒーロー賞の表彰が行われる。

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ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

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