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[国体少年男子]京都府が8強入り。前回大会準優勝の青森県を2-0撃破!

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京都府(白)が青森県を封じ、準々決勝進出

[10.13 国体少年男子2回戦 京都府 2-0 青森県 吹上浜海浜公園運動広場]

 U-16世代で争われる「特別国民体育大会 「燃ゆる感動かごしま国体」サッカー競技少年男子の部は13日、2回戦が行われた。前回大会準優勝の青森県対京都府戦は京都府が2-0で勝利。準々決勝進出を決めた。

 登録16名全員が青森山田高の青森県と、京都U-18の9選手と右SB尾根碧斗(東山高、1年)、CB村井駿斗(京都橘高、1年)が先発した京都府との戦い。。青森県は立ち上がりのピンチをGK松田駿(青森山田高、1年)が好反応で防ぐと、その後は相手の抜け出す動きや中に入ってくるボールを確実に封じていく。

 京都府はチームの“心臓”MF尹星俊(京都U-18、1年)が声に加え、抜群のボール奪取力を発揮。DF間でボールを受けるMF立川遼翔(京都U-18、2年)やMF昌山勇(京都U-18、1年)が繋いで相手ゴールを目指す。

 青森県は奪ったボールをシンプルに前線、サイドへ。FW藤井維咲(青森山田高、1年)がボールを収めていたほか、MF杉山大起(青森山田高、1年)のスピードなどを活用。33分には、右SB夏井琉汰(青森山田高、1年)の左ロングスローのこぼれ球をCB菱田一清(青森山田高、1年)が右足で狙う。

 だが、京都府DFが身体を投げ出してブロック。得点を許さない。その京都府が後半7分に先制する。左サイドへ抜け出した立川がそのまま中へ潜り込む。PAでは青森県DFたちが構えていたものの、冷静に相手の逆を取りながら中央まで持ち込み、最後は右足シュートをゴール左隅へ流し込んだ。

 青森県は藤井や交代出場のFW桑原唯斗(青森山田高、1年)へボールを集める。またDFの枚数を減らしてゴールを目指すが、京都府はCB原山颯(京都U-18、1年)らが対応し、尹がセカンドボールを回収。相手の特長であるセットプレーをほとんど与えずに守り続ける。

 迎えた33分、京都府はこぼれ球を拾ったMF田村龍大朗(東山高、1年)がドリブルで仕掛け、そのまま左足シュートを決めて2-0。前回大会準優勝チームを破って準々決勝へ駒を進めた。

(取材・文 吉田太郎)
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吉田太郎
Text by 吉田太郎

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