チェルシーのコロンビア代表FWラダメル・ファルカオは、今年の夏に開催されるリオデジャネイロ・オリンピックにオーバーエイジ枠で出場することに意欲を見せている。

　今月14日に行われた組み合わせ抽選により、コロンビアはスウェーデン、ナイジェリアとともに日本代表と同じグループに入ることが決まった。ファルカオが五輪メンバーに選ばれたとすれば、日本との対戦が実現することになるかもしれない。

「以前にも言ったように、五輪に参加したいと思っているよ。僕だけが決められることじゃないけどね」とファルカオはアメリカ『NBC』に語っている。

　今季はモナコからのレンタルでチェルシーに在籍しているファルカオだが、負傷の影響もあり十分な出場機会は得られず。マンチェスター・ユナイテッドにレンタルされた昨季に続いて苦しいシーズンとなっている。

「イングランドの経験は少し厳しいものになっているね。望んでいたようにコンスタントにプレーすることはできなかったから、簡単ではなかったよ」

「今後も出場機会を求めて戦っていくつもりだ。この2年間を通して、僕は別の部分で成長することができたと思う。そのことには満足しているよ」

　レンタルを終えて一旦モナコに戻ることが濃厚とみられる来シーズンは、MLS(メジャーリーグサッカー)に新天地を求める可能性も排除はしていないが、欧州で挑戦を続ける意欲も口にした。

「(MLS行きに)決してノーとは言わないよ。でも今の時点ではヨーロッパのことや、ここでの自分のパフォーマンスについて考えている。こういう(欧州の)リーグでまだ何年も戦えると思う」

「今は来シーズンのことは考えていない。今季が終了してから考え始めるけど、分からないよ。まだ4試合残っているから、もっと出場したいんだ」

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