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カナダ女子代表が初の金メダル! スウェーデン女子代表に先制許すも追いつき、延長戦の末にPK決着

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カナダが初の金メダル獲得

[8.6 東京五輪決勝 スウェーデン 1-1(PK2-3)カナダ 横浜国際]

 東京五輪のサッカー女子は6日に決勝を行い、スウェーデン女子代表とカナダ女子代表が対戦。1-1の末にPK戦となり、カナダが3-2で初の優勝を果たした。

 当初は午前11時に国立競技場で開催される予定だった決勝。しかし猛暑の影響を考慮し、両チームから健康上の懸念が表明されていた。その結果、午後9時に変更。午後からは国立競技場で陸上競技が行われるため、試合会場も横浜に変わっていた。

 スウェーデンはリオデジャネイロ五輪に続き、2大会連続の決勝進出で、初の金メダルを狙う。一方、過去2大会銅メダルのカナダは史上初の決勝進出となった。

 前半はスウェーデンが攻勢を強める。何度もカナダのゴールを脅かすと、前半34分に結実。相手のビルドアップを前線のプレスで奪い切り、MFコソバレ・アスラニがPA右にドリブルで進入する。PA中央に折り返すと、最後はFWスティナ・ブラックステニウスがワンタッチでシュート。相手DFに当たって軌道が変わり、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

 前半はスウェーデンが1-0でリードし、後半に折り返す。すると、後半にカナダがチャンスを掴む。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入によりPKを獲得すると、MFジェシー・フレミングが決め切り、1-1で試合を振り出しに戻した。その後、後半45分で決着はつかず。延長前後半30分でも両者得点は入らない。そして、PK戦に突入する。

 PKは両チームともにシュートが定まらない。2-2で迎えた先攻スウェーデンの6人目をカナダGKステファニー・ラビーがセーブ。そして、カナダは6人目のキッカーMFジュリア・グロッソが決め、3-2で勝利。初の金メダル獲得を果たした。

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